天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

あなたの知らないナースの世界~行け!派遣ナース~

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

 

ご存知でしたでしょうか。

私実は、看護師でした。

知ってましたか。そうですか。

「私の妊娠ライフ」シリーズを読んでくださっている方はご存知かもしれませんね。

 

今は専業主婦ですがその前は看護師を生業としておりました。

ふりだしにもどるどころかふりだしが下がった私ですが嘆いてばかりもいられません。

少しリハビリをしよう。ということで

心と体のリハビリと称して派遣会社に登録して一日単位でお仕事を頂くことにしてみました。

 

いざ行かん!派遣ナースでGO!

 

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最初に選んだ先は

私が記念すべき派遣ナース一発目に選んだ職場は「有料老人ホーム」

イメージとしてはわりと元気な高齢者が集団生活を営む場という感じでしょうか。

 

実際はそう、でもない・・・

 

まず施設に入って耳に入ってきたのはどなたかの叫び声。お元気そうで何よりです。

車椅子部隊が全体の半分近くといったところでしょうか。

酸素標準装備の方もちらほら。寝たきりに近いような方もいらっしゃる。

食事の時間だって油断なりません。気が付けばお隣の方のお食事に手を伸ばしていたり、それを阻止して一安心、かと思ったらばあっちでは茶碗がひっくり返り、こっちではむせこんでいる・・・

なかなか思ったより手強いではないか。

 

 

お仕事内容は

ひとつひとつはそんなに難しいものじゃないんです。目薬さしたり、軟膏塗ったり、床ずれの処置をしたりなどなど。

問題なのはやる内容よりも人が分からないということの方で。病院と違って元気に動いていらっしゃいますからお部屋にいない人のほうが多い。そうするとどこにいるやらわからない。目薬さしたいのにその人がどの人なのかわからないので呼んでみる。応答なし。仕方なく通りかかったスタッフさんに「○○さんはどの方でしょうか?」とお尋ねするとなんと目の前に。なんてことも。

もう半分は人探しでした。疲れました。

そして人探しに夢中になっているとお風呂場からも呼び出しが。お風呂から出られた方にまた軟膏塗ったり、床ずれの処置したりなどなど。

そして気が付けばまた目薬の時間・・・(どんだけ目薬してんだ)

 

労働の対価

私は主に薬関係の医療行為に関わることをやって日常生活のお手伝い、つまりおトイレのこととかお風呂のこととかっていうのは介護士さんたちがやってくださいます。

それはもう重労働です。

休憩の時に少しお話させてもらいましたが半日で10人以上の方をお風呂に入れたり夜勤の方も昼過ぎまでいらっしゃいましたし、日勤も定時で帰れることはまずないそうでそれでいてお給料は安い。

まったく労働に見合った対価がもらえてないと思いました。

高齢化が加速している昨今ですからこういった施設はこれからますます増やしていかなくてはならないしそのためには人手が必要です。でもこの現状ではやりたい人なんてそりゃ増えませんよ。

 

経験は宝物

私は総合病院でしか働いた経験がないのでこういった施設で一日だけですが働かせていただくことが出来てまたひとついい経験が出来ました。

こうやって少しずつ経験値を増やして視野を広げていけたらいいなと思います。

 

次は訪問入浴にチャレンジします。

行け!派遣ナース!

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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