不妊専門病院と産婦人科
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
今日はこちらの記事を読んで思ったことを書きたいと思います。
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長らく通っていた不妊治療の専門病院から転院して普通の産婦人科で不妊治療を続けることを決めて病院に行ってきたそうですが、そこで受けた洗礼がすごかったようです。でも最後には前向きに考えられているハピコさんは素晴らしいですね。
不妊治療専門の病院に通っているといざ、普通の産婦人科に行った時の破壊力は半端ないですよね。
私も今は普通の産婦人科に通っているので気持ちがよくわかります。
右を見ても左を見ても妊婦さん。しかも上の子連れてきてたり。
そういうのは確かに直視できません。
同じ産婦人科なのに・・・
同じ産婦人科でも不妊治療専門病院と出産を扱う産婦人科の間にはアマゾン川かナイル川でも流れてるんじゃないかってくらいの隔たりを感じます。
不妊治療専門病院側からアマゾン川を渡って、ようやく出産を扱うほうの病院に来れたときの喜びは自然妊娠した人の何倍も感じていたことでしょう。
この場所がどんなに遠かったか。
母子手帳をもらって、妊娠マークをバックにつけて、毎日妊娠マークを見てはにやにやして。
だけど今は、妊娠マークもないし、受付で出すのは予約番号の紙だけ。みんな母子手帳を出してるのに、私は紙一枚出して終わり。
ここにいるべきではないのではないか。なんでここいいるんだろう。
母子手帳も妊娠マークもつけてない私は、ここに来るべき人間ではなくなってしまった。そんな気持ちにもなります。
先生の温かい配慮
でもひとつ、私はこの記事を読んで気付いたことがありました。
ハピコさんはみんながいる待合室で不妊治療の経過について問診されるというなんとも公開処刑のような対応をされてしまったようです。
でも私はどうだろうと考えたとき、私が病院に着くころ、待合室はそれほど混んでいません。それはいつも私の予約が外来の最後の時間だからです。それって少しでも人が少なくなった時間に来れるようにという先生の配慮なんじゃないかって思ったんです。
そうか、こんなところにも先生の配慮があったんだなぁって思ってもう一度妊娠することが出来たらやっぱりまたこの病院に来たいなっていう気持ちになりました。
まぁ、この子宮の傷が治った後もどうするか、自然妊娠にチャレンジするのか、なんらかの治療をするのかもまだ何も決めてないんですけど。
流産の呪い
妊活のゴールは妊娠ではなくて、無事子供を産むことで妊娠はまだその過程。マラソンなら最後の観客が待つ競技場に戻ってきてトラックを一周走っているあたりのこと。トラックを走っている間に派手に転んでそのまま救急車で運ばれて失格になった私はまだけがのリハビリ中でスタートラインにも立てません。
もう一度、スタートラインに立つことができるかまだ分かりませんが、やはり流産の呪縛にとらわれているのでしょうね。
一度妊娠したことがあるだけに、自分も妊娠できるんだって実感すると諦められなくなるんです。
治療をした結果、かすりもしないと諦めようかって気持ちにもなるかもしれませんが、妊娠できた実績があると次はいけるかもってどうしても思ってしまう。だっていけたんだもん。実際妊娠したことあるんだもん!って諦めが悪くなります。
そうなったらかっこ悪くあがくしかありませんね。とことん悪あがきをして、納得するまでやるしかないのでしょう。
おわりに
流産によって私の生活は一変しました。子供を失って、仕事も失って、今までの日常はもう日常ではなくなってしまいました。
それだけこの半年前の出来事は衝撃的な出来事でした。
でもそれを経験してなければ今こうしてブログを書くこともなかったでしょうし、毎日5キロのジョギングもしてなかったでしょう。私って実はちゃんと走れるんじゃんという新たな発見もありましたし、飽きっぽいと思っていた私がブログをこうして書き続けてこられたのも新たな発見です。
悪くない。人生何事も経験だから、辛いことだったけれど、こういう人生も悪くない。そう思えてきたような気もします。
遠回りしてもいい。それもまた人生経験で、私という人間を彩る色になることでしょう。
今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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