天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

ストレスで腰痛になる⁉その気になるメカニズムと対処法とは

こんばんは。

天使ママのお部屋へようこそ。

今月、いつもの月間報告以降、全く記事を書いておりませんでした。

 

仕事が忙しく、こっちまでなかなか手が回りません。

ついでに軽いぎっくり腰にもやられ、なかなか時間が作れませんでした。

 

病院で勤めていた時も数年に一回くらいのペースでぎっくり腰になっては1週間くらい仕事を休むということを繰り返し、カイロプラクティックに長年通っている私。

今回もそちらにお世話になってなんとか治りました。

いつも忙しい時に限って腰痛に見舞われるのですが、実は腰痛ってストレスととても関係があるってご存知でした?

腰痛の原因第1位って、実は原因不明なんです。

え?原因の1位が不明⁉

そうなんですよ。椎間板ヘルニアだとか脊柱管狭窄症だとかではなく、原因不明が一番多いんです。つまり、MRIだのCTだのを撮ってみてもなんだかわからないけど痛いっていうのが多いのだそうです。

原因が分からないものをなんでもストレスと関連付けるというのもどうなんだと思われるかもしれませんが、いろいろと研究で立証されているところもあるようです。

今日は、そんな腰痛とストレスの関係についてお届けしたいと思います。

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腰痛の原因

腰痛とストレスの話をする前に、なんでもかんでもストレスで片づけてはいけません。

腰痛には重大な病気のサインである場合もあるので、まずはそれらとの鑑別が必要です。

 

腰そのものの異常

主には加齢により腰の軟骨がすり減り、脊柱管が狭まった結果腰の神経を圧迫して痛みやしびれが出るのが腰部脊柱管狭窄症です。腰痛だけでなく、足のしびれなども出るときには何らかの神経損傷も伴っていると考えた方がいいかもしれません。

腰椎すべり症や椎間板ヘルニアなども同じように腰痛以外に足のしびれや脱力感、他にも少し歩くと痛みが増し、休まないとならなくなる「間欠跛行(かんけつはこう)」という症状も特徴的です。

 

こういった腰痛以外に足の症状が現れている場合は整形外科で一度CTやMRIなどの画像診断を受けることをお勧めします。

 

内臓の異常

内臓の異常により腰痛が起こる場合もあります。たとえば、腎臓です。腎臓は内臓の中でも背中側にある臓器なので腎臓に何か異変が起こると腰痛として現れることがあります。膀胱炎のような症状と共に腰痛が出現する場合は、腎臓の異常を疑った方がいいでしょう。

 

女性の場合、子宮の異常により腰痛が現れることもあります。生理不順とともに腰痛が現れるようであれば一度婦人科で診てもらうというのもいいかもしれません。

 

他にも腸や膵臓の異常によっても腰痛が起こることがあります。多くの場合、腰痛以外の症状が一緒に現れるので腰痛だけでなく他の症状があるときは内臓疾患も疑った方がいいかもしれませんね。

 

腰痛とストレス

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腰痛以外に症状がない、病院に行っても原因が分からない、そういう腰痛はストレスと関係があるかもしれません。

なぜストレスが腰痛を発生させるのかと疑問に思うところですよね。

いろいろとストレスと腰痛のメカニズムについては研究が進んでいるようです。

 

ストレスで腰痛が発生するメカニズム

ストレスと腰痛の関係は交感神経と副交感神経のバランスです。

交感神経と副交感神経をつかさどる自律神経の働きがストレスにより弱まり、筋緊張をおこしたり、血行が悪くなったりすることで腰痛が起こると考えられています。

 

また、ストレスを受けているとドーパミンの分泌が弱まります。このドーパミンは痛みの感じ方を和らげてくれるものなのでこの働きが弱まることで痛みをさらに強く感じてしまうのです。

まさに、負のスパイラルですね。

 

ストレス性の腰痛の特徴

ストレスが原因の腰痛にはいくつか特徴があります。

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姿勢によって痛みの度合いが分からない

腰そのものに原因がある腰痛の場合、姿勢によって痛みの強さが変わります。

一般的には横になると軽減し、腰をねじったりなどの動作で強まります。しかし、そういった姿勢の違いによって痛みの度合いに変化がないというのがストレス性の腰痛の特徴の一つです。

 

痛い場所がかわる

腰そのものに原因があったり、内臓に異常がある場合の腰痛では痛みの場所があちこち変わるということはあまりありません。しかし、ストレス性の場合、何をしても痛みがずっと続いてしまったり、痛い場所がその時々で変わったりもします。

 

気分によって痛みの度合いが変わる

楽しい気持ちの時はドーパミンの分泌が高まるので痛みを感じにくく、不安やいらいらなどの気持ちが強くなると痛みが強くなります。気分によって痛みの強さがかわるときはストレスが関連した腰痛かもしれませんね。

 

腰痛を軽減するために

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ストレスにより腰痛が起きている場合には、まずそのストレス原因を軽減することからです。

少しでもストレスを軽減できるよう心がけることも大切ですが、それが困難であれば少しでも気分転換をして楽しい気持ちになれるようなことをすることも大切です。

ストレスをなくすって言ってもなかなか大変ですよね。何かちょっとしたことで幸せを感じられるように、少しずつ考え方を変えられると良いかなと思います。

 

また痛くなるかもしれないという不安感からさらに痛みが強まるということもあります。あまり安静にし過ぎるのも痛みに対して意識が高まりすぎるのでよくありません。腰に原因がない時はむしろ適度な運動をした方が血行も良くなるし気分転換にもなるのでおススメです。

 

座り仕事が多い人はたまにストレッチをしたり、姿勢を意識したりすることも大切だと思います。

 

 

ちなみに、私の場合は腰部椎間板ヘルニアなんですが、今回のは完全に仕事のストレスによるものかなと思いました。なんとか良くなりましたが、気分転換も大切にしながらお仕事頑張りたいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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