不妊治療に負けない夫婦になるための夫婦円満への道
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
私たち夫婦は知り合って5年、結婚して4年目を迎えております。
まだまだひよっこですかね。
不妊治療をするうえで、夫婦が仲良くできているかはかなり重要です。不妊治療は一人ではできません。でも不妊治療がもとで夫婦仲が悪くなってしまうこともありますね。
厚生労働省が出しているデータでみると、2016年に離婚した夫婦は21万7000組。およそ2分に1組が離婚しているんだそうです。
私の身近にも不妊治療がうまくいかず、離婚に至ったご夫婦がいました。そんなに詳しいことは知りませんが、せっかく結婚して子供を授かるために努力していたのにそれが原因で不仲になるなんて悲しいですよね。
そこでこの記事では、私が考える不妊治療に負けない夫婦になるための大事なことをご紹介していきたいと思います。
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不仲の始まりはお互いへの「甘え」⁉
愛し合って結婚したはずの二人はなぜ、不仲になってしまうのでしょうか。
そこには二人が夫婦という明確な関係があるということが一つの大きな要因になっているのではないでしょうか。
- 夫婦だからわかってくれているはず
- 妻なんだからやってくれるはず
- 夫なんだからこれくらいやってほしい
そういう夫婦や妻、夫という明確な立場に対する「甘え」があるのではないでしょうか。
夫婦だからといっても全てが分かり合えるはずがありません。
夫婦は他人です。最も近しい他人です。どんなに近しくとも他人であるという事は忘れてはいけないと思います。
妻だからこうあるべきとか夫だからこうあるべきという役割を押し付けてはいけません。特に現代の夫婦は夫が稼いで妻が家庭を守るという形が必ずしも当てはまりません。夫だから、妻だからという特有の役割というのもなくなりつつあるのではないでしょうか。
不妊治療と夫婦仲
不妊治療中の夫婦もそれまでは仲が良かったはずなのに不妊治療をきっかけに不仲になってしまうことがあります。
不妊治療が夫婦仲を悪くしてしまう要因を考えてみます。
治療に対する取り組みの温度差
そもそも子供が欲しいと望む気持ちに温度差がある場合もあります。妻はどんな治療をしてでも子供が欲しいけど、夫はそこまでしないと授かれないなら諦めてもいいんじゃないかとか子供が欲しい気持ちの度合いに差が生じているとうまくいかなくことがあります。
そしてどんな治療をするにせよ、病院にメインで通うのは女性。夫はかなり意識してサポートしようと心がけなければ「協力してくれない夫」と見られてしまいます。
私は毎月こんなに病院に通っているのに夫はタバコもやめてくれない。なんてことはよく聞きますね。
夫婦生活を指定されてしまう
排卵日=夫婦生活を持つ日みたいにタイミングをとるために必死になりすぎてしまうとお互いにプレッシャーになってしまいます。最初は二人とも前向きな気持ちで頑張れてもそれが毎月毎月続いていくと義務的な行為となってしまい、苦痛しかなくなってしまいます。
特に男性はこうしたプレッシャーからわざと排卵日に飲み会の予定を入れたり、残業をしたりして家に帰ろうとしない「排卵日帰宅恐怖症」といった状態になったり、EDになってしまったりすることもあります。
不妊治療に対する理解不足
不妊治療と言えば女性が病院に通うもの。当然、不妊の要因も妊娠成功の確率を上げられるかどうかも女性側にかかっている。そういう風に捉えている人がまだまだ多いです。ですが、不妊の要因は男性にあることだってありますし、男性も不妊治療は出来ます。妊娠しやすい体にするために男性が取り組めることもたくさんあります。
不妊治療は夫婦で取り組むというその取り組む意味を正しく理解して単に話を聞くとか家事を分担するということ以外に根本的な治療に参加するという意味で協力をしていく必要があります。
相手への罪悪感がつのる
不妊の原因がどちらか一方にあると明確になっていたりするとその原因がある方が相手に対して罪悪感が強くなっていく事もあります。不妊の原因が明確ではない場合でも、治療が長引くと女性は私は妊娠できない体なんじゃないかと思い始め、夫や夫の両親に対して申し訳ないという気持ちになってきます。その罪悪感から劣等感を感じ、夫に対してもちゃんと自分の気持ちを言えなくなったり我慢したりしてしまうことも。
こうしたことが積み重なると夫が気が付かないうちに妻は精神的に追い詰められてしまうこともあります。
ピンチはチャンスに変えられる!
でも逆に不妊治療を一緒に頑張ることで、夫婦仲が前よりもよくなる夫婦もいます。一致団結して困難に立ち向かうことでより深い絆が生まれるわけです。つまり、不妊治療は夫婦仲をよくするチャンスにもなりえるということですね。
私たち夫婦は不妊治療を始めて益々絆が深まったと思っています。それは私の主人がちゃんと不妊治療に向き合ってくれたからだと思います。
病院に行った日は必ずどうだったかを主人の方から聞いてくれたし、治療のことで分からないことがあればちゃんと理解できるまで私に質問したりしてくれました。自分でも精子の運動率を上げるために漢方を飲んでみようかなとか提案してくれましたし、私が勧めたサプリは毎日欠かさず飲んでいました。
私も治療のことに関して決めなければならないことは必ず主人と相談してから決めるようにしていましたし、病院でやったことは細かく説明するようにしていました。病院に通ってやり取りしているのは私だからこそ、主人が蚊帳の外にならないように意識して伝えるようにしていました。
一緒に治療をしているんだとお互いが実感できれば連帯感を生み、絆は深まると私は思います。
不妊治療に負けない夫婦になるために
ただでさえ、楽しいもんじゃない不妊治療。それなのに夫婦仲まで悪くなっちゃやる意味がなくなっちゃいます。不妊治療をより深い夫婦の絆を作るために利用しちゃいましょうよ!まずは、日々の生活の中で簡単にできることから始めてみませんか?
一番大事なのは「会話」
やっぱりね、最も重要なことは会話することだと思うんです。今日の出来事を報告しあったって良いし、同じテレビを見て意見を言っても良い。
とにかく何でもいいから話をする習慣をつけることがまずは重要だと思います。話をすると喧嘩になるからって会話を避けていると喧嘩はなくてもどんどん気持ちが離れていきます。喧嘩するほど仲がいいってことわざがあるくらいですから。全く無言の夫婦になるくらいなら喧嘩してでも会話をした方が良いと思います。
不妊治療の事も病院に行ってどういう話をしたかという事は二人でしっかり共有した方がいいです。その時に、御主人の方から「今日の病院はどうだった?」と切り出してくれた方が、妻は話しやすいと思います。と、妻の立場からは申し上げておきます(笑)
治療の範囲や期間について話し合う事も重要です。例えばタイミング法だけでいくのか必要があれば体外受精もいとわないのか、何年くらいはやろうかとかそういう事も温度差が出ないようによく話し合っておくことも大切です。
スキンシップもお忘れなく
程度や頻度は夫婦によって心地いい加減は変わってくると思いますが、手をつなぐでもいいし、マッサージをするでもいいと思います。個人的にはお風呂がおススメなんです。お風呂での会話はリラックスして素直になれるしスキンシップにもなって一石二鳥ですよ。
スキンシップというのは看護の世界でも非言語的コミュニケーションの一環として重要視されています。スキンシップはした方、された方、双方に幸せホルモンであるオキシトシンの分泌を促すことが出来ます。オキシトシンの分泌により、安心感やリラックス効果が発揮されます。
義務的な夫婦生活を解消させるためにも、普段からスキンシップを多くとることは大切だと思います。出来るだけ自然な流れで夫婦生活を持てるようにすることで義務感を軽減できると思います。
大切な言葉は「ありがとう」
お互いを労わりあい、大切に思っているよということを伝えられる言葉「ありがとう」はとても大切です。どちらかが罪悪感で押しつぶされることのないように、常に対等な立場でいられるためにお互いがちゃんと相手を認めているということを伝えられる言葉だと思います。
些細なことでも相手が自分にしてくれたことに気が付く力も大切です。どんなことでも当たり前という事はありません。たとえ家事分担を明確に分けているご夫婦であっても、担当している部分をやっているに過ぎないと思って当然のことだと思っていると自然と「ありがとう」が失われていきます。担当している家事でもやったよと言う報告とそれに対して「ありがとう」を言う。簡単なことでも意外と忘れがちなことです。担当しているんだからやって当然でしょ、いちいち言ってこなくていいよなんて言わないで、お互い積極的に報告しあって「ありがとう」を伝えあいましょう。
まとめ
不妊治療は夫婦でやるものといっても、一緒にやっているつもりでも妻からみたらもっとやってほしいとか求めているものと違っていたりとか、夫からしたらこんなにサポートしているのにまだ求めるのかと感じたり。そんなすれ違いが積み重なるといつの間にか取り返しのつかないことになってしまいます。
やはり、一番大切なのはお互いの気持ちや考えをちゃんと相手に伝えるということだと思います。一方的ではなく、お互いにちゃんと伝えあうことができれば、不妊治療に限らず、いろんな困難を二人で乗り越えていけると思います。
不妊治療の先にもまだまだ人生は続きます。子供が授かれたとしてもしなくても、一生を共にしようとした相手ですから、お互いに尊重する気持ちと感謝の心を忘れずに持ち続けていきましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうござました。
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