天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

なぜ子供が欲しくなるのか不妊治療をしているからこそ考えた理由

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

あなたは子供が好きですか?

私ははっきり言ってあまり好きではありません。なので、20代前半とかは子供なんて欲しくないし一生絶対産まないって思っていました。

なのに不妊治療してまで子供が欲しいのはなぜ?

私が子供を欲しい理由はいろいろあります。

一番は、私の主人をパパにしてあげたいから。きっといいパパになれると思うので。

 

でも子供を育てるにはお金がいるし、自分の時間は取られるし、仕事の支障にもなるかもしれない。出産は痛くて怖いし、下手をすれば自分の命を落としかねない。そもそも人を育てられるようなちゃんとした大人に自分はなっているんだろうか。

そう思うとおいそれと子供が欲しいなんて思えない。なんでみんな当たり前みたいに子供をほしいとか思えるのだろう。

そう感じているのはあなただけではないかもしれません。子供を欲しくないと考える女性に対して世間では否定的な意見のほうが多いかもしれません。ですが、そういう考えであっても、子供を持つという事に対して自分なりに真剣に考えたうえでの結論であれば全くおかしいことではないと思います。むしろ、ちゃんと責任をとるつもりがあるからこそ、そう安々と子供が欲しいなんて思えないということでしょうからとてもまじめな方なんだと思います。

では、私のような不妊治療をしてまで子供が欲しいと思う人の気持ちはどうなんでしょう。大金をはたいて、自分の身を削り、必死になって子育てをする。それでも子供を授かりたい、子供を授かることの魅力とは一体なんでしょうか。

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子供が欲しいと思う主な理由

私は、自分の主人をパパと呼ばれる存在にしてあげたいし、主人の遺伝子を残してあげたいといのが一番の理由です。母親というものになってみたいという気持ちもありますし、家族という形をもっと大きくしたいという気持ちもあります。

それに、老後のことだって心配です。うちは主人の方が6歳年上だし、女性の方が平均寿命も長いってことを考えると主人に先立たれる可能性のほうが高いです。そのあと独りぼっちは心細いです。

他にも、世間一般的な意見にはいろんな理由があると思います。

 

生物学的本能としての子供を産みたいという感情

人間も動物ですから自分の遺伝子を後世に残したいという本能が備わっています。子孫繁栄は全生物の命題でしょう。大概他の動物はこの子孫繁栄のためだけにシンプルに生きているものですもんね。人間くらいのもんですよ。こんなややこしく生きている生き物は。

とは言え、人間だってもう理屈は抜きで、本能的に自分の子供を次の世代に送り出したいという気持ちがあると思います。

子供が欲しくないと思っているあなたも、子供が欲しいと思う人の気持ちを知りたいと思っているとしたら、それは本能では子供が欲しいと思っているからかもしれません。

 

好きな人との愛の証

ちょっとくさいこと言ってますけど、やっぱり一生を共に歩もうと決めた相手との間にはその証のようなものがほしくなる。子供というのはその証としてはとてもわかりやすく、子供の存在を通して血をつなぐみたいなことを感じられたり。

「子供がいなかったらとっくに別れてたわ。」なんてセリフはよく聞きますが、子供がいることで色あせた夫婦の絆も取り戻すことが出来るかもしれません。でも、子供でしか繋がれない夫婦というのは寂しいですが。

 

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義務感

結婚したんだから子供は生むものという義務感を持っている人も少なくありません。それだけのためではないと思うんですけど、周りからそういうプレッシャーを与えられてそう思い込む人もいます。両親などから「結婚したんだから早く孫の顔を見せてね」なんていう事を言われると、なんとなくそうかなぁなんて考える人もいますね。

それに子供を産むというのは女性にしか出来ないことですし、ある一定期間の間しか出来ないことでもあります。せっかくその能力を持っているのだから使うべきでしょうなんていう考えもあるかもしれませんね。

 

子供が好きだから

純粋に子供が好きだから子供が欲しいってこともあるだろうと思います。子供と関わるとエネルギーがもらえたり、子供の発想力や想像力に感心して新たな視点を得ることが出来たり、良いこともたくさんあると思います。

私はね、子供って大人の常識にとらわれない行動をとるじゃないですか。そこがどうも苦手というか。なんか未知の生き物みたいな感じがするんです。だから子供はあまり好きじゃないっていうのはそういう事なんです。自分で子供を産んで育ててみたら理解できるようになるかもしれないですね。

 

老後が心配

私は看護師として病院で働いていて思うのです。身寄りもなく、たった一人で暮らす老後の生活ってなんて心細いんだろうかって。

結婚もしていない、子供もいない、親族と呼べるような人ももういない。そんな人が亡くなると市役所の人が来て事務手続きをして遺体を引き取ります。誰にも看取られることなく、静かに息を引き取る。そういう場面に何度も立ち会ってきたんですが、この人の人生をいくらも理解していない私なんかがどうこう言えたもんじゃないんですが、この人生の終わり方で本当にこの人は良かったんだろうかって考えてしまいます。それがいいって人もいると思うんですけど、私だったら寂しいなぁって。

若いうちは友達がいたり夫や妻がいるけれど、パートナーに先立たれ、体の自由が利かなくなった時の孤独感って想像以上のものなんじゃないかなって思うと、老後の世話を頼むとかじゃなくても子供はいないよりいた方がいいんじゃないかって思います。

 

他にもいろいろ理由はあると思いますが、主にはこんなかんじではないでしょうか。

 

子供がいる生活の魅力と憧れ

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子供がいる生活の魅力ってなんでしょうね。私も子供がいるわけではないので夢物語的な感じになってしまうんですが、少し考えてみました。

 

育児を通じて自らも成長する

私の親友は子供のころは本当に天然で、平気で赤信号を気が付かずに渡っちゃうタイプの人でした。いつも私がしっかりしてなくちゃって思っていましたし、頼もしさのかけらもありませんでした。

ですが、20代前半で結婚して子供を産むとあっという間に私よりしっかりした頼もしい大人になっていました。やっぱり母になるってすごいことなんだなって改めて思いました。

母親になることで育児を通して自分も成長出来るってよく聞きますが、本当にそうなんだろうなって思います。子供と一緒に成長する自分というのを早く実感してみたいものだなと私は夢見ています。

 

家族の絆が深まる

子供がいたらより夫婦の絆や両親との絆も深まるのではないでしょうか。そりゃ、孫が出来た途端に両親が夫婦の事にとても干渉するようになって辛いとかそういう話も聞きますけどね。でもうれしいもんですよね。無関心でいられるよりはいいんじゃないでしょうか。

 

人間関係が広がる

これは魅力でもあり、気疲れすることでもあるかもしれませんが、仕事とはまた違う人間関係を作ることが出来ます。職場では決して出会えないであろうタイプの人とも出会えるチャンスでもあります。そうした人間関係の広がりによってまた新しい自分を発見できることもあるかもしれませんね。

 

子供がいない私がそんなこと言ったって、現実が分かっていないただの夢物語じゃんって思われるかもしれませんが、誰だってその夢物語を夢見るから子供が欲しいと望むわけですよ。実際の事なんてやってみなきゃわからない。それはどんなことだって同じはずです。

 

子供を産むか産まないか選択は自由

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子供を産み、育てるという事はとても大変なことでもありますよね。だれでもが子供がいる生活=幸せであれば育児ノイローゼ児童虐待といった問題が発生するわけがありません。

私が子供がいる生活の魅力として挙げたことだって裏を返せばちゃんとした子育てが出来ないという自信の欠如につながったり、嫁姑問題に発展したり、ママ友いじめに遭ったりそういったデメリットになる可能性は十分にあります

それでも、私はやっぱり子供は欲しいと思っていますし、これからも諦めずに挑戦していこうと思っています。

あなたがどうするかはあなた次第です。ですが、すでに結婚している、あるいは結婚を考えている相手がいる場合にはその相手との話し合いも重要です。子供は一人で授かれるものではないですから、必ず相手がいる話なのでそこはとことん話し合ってお互いが納得できる結論を導き出す必要があります。

子供を産むのは女性ですが、だからといって女性の意見だけですべてを決めてしまってはいけないと思います。できれば子供を授かりたいと思っているのかどうか、授かれなかったときはどうするかなどについては結婚する前に一度話し合いを持っておいた方が宜しいのではないでしょうか。

 

まとめ

子供が欲しいと思う人の気持ち、少しは分かりましたでしょうか。それを知ったうえであなたがどう考えるかはあなた次第です。ただ、産むからにはちゃんと新たに生まれてくる命に対しての責任だけは持たないとならないのでそれなりの覚悟が必要です。

世の中にはいろんな人がいます。子供が欲しくないと考える人、ほしいのに授かれない人、ほしいと思ったときに難なく授かれた人、それぞれに思う事や考え方は違うと思います。子供が欲しくないと思っているからってそれは間違っているわけではありません。でもせっかく、子供を産める体を持っているならそういう道も一度考えてみてもいいかもしれませんね。

何よりこの記事を読んでいるという事は、あなたはもうすでに少し子供が欲しいと思っているからかもしれませんよ。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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