妊活クライシスってなんだ?
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
なんとなく見ていたネットニュースで「妊活クライシス」という言葉を見付けました。
はて、妊活クライシスとは?
産後クライシスって言葉は聞いたことあるけど、そもそもクライシスってなんだっけ?
今日はそんな、妊活クライシスと言う言葉とその記事についてです。
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そもそもクライシスってなに?
なんでみんな中途半端にカタカナ英語使いたがるんでしょうか。
なんだよ、クライシスって。
クライシスとは
「危機」と言う意味だそうです。
まぁつまり、平たく言うと妊活危機ってことになるんですね。
うーん、妊活の危機?妊活の危機って何?
妊活クライシスってつまりどういうこと?
妊活危機ってなんだろう。
そう思ってこの記事を読んでみると、どうやら妊活の危機というより妊活を通して夫婦関係に危機が訪れるっていう意味のようです。
「子供が欲しい」という望みが強くなるあまり、男女の認識や意識の違いによって夫婦間にすれ違いが起きて夫婦関係が悪くなるっていうことだそうです。
あぁなるほど。そういう事か。
例えばこういうこと。
毎月生理が来て、今回も駄目だったと思い知る妻。
それを告げると「そうか、次があるよ。」と励ます夫。
妻は違うって思う。次とかじゃない。そんな簡単なことじゃないんだって思う。
こういう認識や意識の違いが積み重なって夫婦のすれ違いになっていくんでしょう。
妊活クライシスの記事を読んで
私がこの「妊活クライシス」という言葉と出会った記事がこちらです。
この記事を書かれているのはジャーナリストのおおたとしまささん。
心理カウンセラーや中高の教員免許もお持ちで子育てに関する著書を多く出版されているようです。
書いているのは男性ですがこの記事はかなり女性よりの内容になっています。
実体験の話がいくつも載っています。そのほとんどが女性の意見で男性の意見は一つだけ。名前や写真を出している方もいらっしゃって本当に勇気のいることであったと思います。
この記事には多くの意見が書き込まれていました。中にはかなり女性を非難するような事を書かれている方もいらっしゃいますが、そういった偏った意見が多く書き込まれてしまっているのは、おそらくこの記事のバランスが悪いというのが要因の一つでしょう。
この記事は女性の辛い気持ちにばかり焦点を当ててしまっていて、男性の気持ちが書かれていません。これもまた、妊活クライシスの一端になり得るのではないでしょうか。
妊活をしていて辛い思いをしているのは女性ばかり。そういう印象を与えかねない記事になってしまっていると思います。
バランスがとられていないことでこの記事にせっかく勇気を出して自分の気持ちを話してくださっている方々が非難されることにつながってしまっている気がします。
「生理が来るたびに自分の子供を喪失しているような気持ちになる。」
「子供がいなくても気持ちはすでに母親なんだ。」
こんな風に感じるのは異常だとか、わがままだとかそういった反応が書かれています。どう感じるかは個人で異なりますし、同じ状況になったことのない人にわかるわけもなく、異常なのかわがままなのかそれは素人に判断できるものではありません。
この記事に出てくる男性の意見が妊活を先延ばしにしてしまって妻に負担をかけてしまったという意見だけだというのも殊更に女性ばかりが辛い思いをしていることを強調してしまっています。
それ故に、どうしても女性に非難が集中してしまったのではないでしょうか。
人に何かを伝えたいとき、どちらか一方側だけの目線で伝えてしまうと時に反発を生んでしまうことにつながります。
もっとうまく伝えることが出来たらせっかく気持ちを話してくださったみなさんの貴重な意見をもっと有効活用できたのではないかと思います。
男女の性差と認識の違いで悩んでいるのは女性だけではありません。むしろ、男性の方が悩んでいてもなかなか相談できないし、一人で抱えてしまっているのではないでしょうか。
男性だってきっと悩んでる
私が最近派遣でよく働くデイサービスの施設では、女性のほうが圧倒的に多いのですが女性はみんなでよく話をしたり、折り紙をしたり、楽しそうにしています。
でも男性はただずっと席に座っているだけだったり、本や新聞を読んでいるだけだったりとにかく周りとコミュニケーションをとることがほとんどありません。
こうした場に参加しているのが女性のほうが多いのは単純に寿命の問題だけでなく、こうした場で人間関係を築いていくのが女性のほうが得意だからではないでしょうか。
女性は仕事以外でも地域や子供の学校やいろんな場で人間関係を築いていきます。仕事の立場がなくても人間関係を築いていけるのです。
でも男性は社会人になってから仕事以外で人間関係を築いていく事は少ないのではないでしょうか。
長いこと仕事の立場でしか人間関係を築いてこなかった男性は、新たな人間関係を築くのが苦手で家に居た方が気楽だと考える人が多いのではないでしょうか。
私は男性ではないので憶測ですが、男性の方が弱みを人に見せられず、そのために悩みを人に相談できずに抱えてしまう気がします。
妻をサポートしたいのにどうやったらいいのか分からない、良かれと思ってやったのに逆に妻に怒られてどうしたらいいのか分からない。こういう男性の悩みも取り上げていたら、書き込まれる意見もまた違った気がします。
だいぶ長くなってきましたので、続きはまた明日。
明日も引き続き、妊活クライシスについて書いていきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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