不妊治療が辛い、そんなあなたの心を軽くするための3つのメッセージ
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
本日は妊活ネタです。
不妊治療=辛い
そんなイメージを持っている方が多いと思います。
子供が欲しいのに出来なくて辛い、周りに理解されなくて辛い、薬の副作用や通院でプライベートが制限されることが辛い、などなど辛い理由は様々あると思います。
そんな不妊治療に疲れたあなたに少しでも元気になってもらえたらという思いを乗せて記事にしました。
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不妊治療は何が辛いのか
不妊治療って具体的には何がそんなに辛いのでしょうか。
色々要因を考えてみてそれらをカテゴリー分けしてみたところ、キーワードがいくつか浮かび上がりました。
そのキーワードは時間の支配・孤独感・自己否定
ではその3つをもう少し具体的にしていきます。
時間の支配
時間。これは非常に重要なキーワードです。
まず、年齢の壁。「女にはタイムリミットがある」なんてよく言いますが、体外受精にかかる費用は35歳を境に値上がりします。成功率ももれなく下がります。
それだけではありません。知らず知らずのうちに自分の生活時間が不妊治療に支配されていくんです。
生理周期に合わせた通院、病院での待ち時間、仕事と不妊治療を両立させるためのスケジュール調整、基礎体温を測るために毎日同じ時間に起きる、気が付けば自分の生活が不妊治療をベースに作られていき、友人と遊ぶ時間や自分の趣味の時間を確保する気力がなくなっていくんです。
私も気が付けば、あまり友人と会う時間を作る余裕がなくなっていましたね。
孤独感
不妊治療は夫婦で取り組むもの。でもメインで通院するのは女性。子供が授かれたかどうかを体感するのも女性。男性とは感じ方が違うのはどうしようもないこと。
同じ女性でも子持ちの女性に自分の気持ちはわからない。世間は不妊治療の実際を分かってない。結婚していると言えば当たり前のように「子供はいるの?」と聞いてくる知人たちは子供が授かれない人間の気持ちなんてわからない。
そんな気持ちの連鎖から私の気持ちは誰にもわかってもらえないと思い、どんどん孤独感を感じるようになってしまいます。
自己否定
治療をしてもなかなか成果が出ないと生理が来るたびに落胆し、成果が出せない自分に対して自分は子供を産めない欠陥のある人間なんだとか、極論まで行くとなぜ自分は存在しているんだろうという存在価値まで見失ってしまうこともあります。
不妊治療と全く関係ないことと結び付け、あぁ、あの時の罰が当たったんだとか根拠も何もない罪の意識まで追加してしまうことも。
他にも経済的な圧迫であるとか、診察そのものだって苦痛ですし、薬の副作用が出たり肉体的な苦痛も不妊治療を辛いと感じる要因の一つですよね。
辛さの蓄積からどうなるのか
こういった辛さが蓄積されていくとどうなっていくでしょうか。
生活の中心が不妊治療で、すべての予定が不妊治療ありきで組まれていく。失っていくのはお金ばかりで何も形に残らない。でも、人には相談できず悩んでいる所に「子供作らないの?」なんていう質問が来てしまったり。一生懸命表で笑い、影で泣き、夫にやつたりしては自己嫌悪。こんな生活では体も心も病んでいく事間違いなし。
そうして起こる、妊活クライシス。以前の記事にも書きましたが、妊活クライシスとは妊活によるストレスから夫婦仲が破たんしてしまうことです。健やかなるときも病めるときも互いを敬い、愛し合うという事のなんと難しいことか。
分かっているのに感情のコントロールが出来なくなったり、夜がうまく眠れなくなったり、蕁麻疹が出たり、過呼吸になったり。
こうなってしまう前に、何らかの対処が必要です。
心の病はいったんかかってしまうと治るのにも時間がかかりますし、治ったと思っても何かの拍子にまた症状が出たりします。下手をすれば、心の病と一生付き合っていかなくてはならなくなるかもしれません。
不妊治療の辛さから少しでも解放されるために
こうしたら楽になるよ!なんていう解決策は残念ながらないでしょうね。だって一番の解決策は妊娠することだろうと思うから。
ですが、今不妊治療を辛いと感じているあなたの心を少しでも軽くするためのメッセージを送りたいと思います。
あなたは1人じゃないんです
あなたは1人ではありません。もちろん旦那さんがいるでしょうし、もし旦那さんに理解してもらえないという孤独感があるとしても、同じように治療に取り組む女性がたくさんいます。
そして、こうしてブログを書いている人もたくさんいます。
私はブログを書くようになってたくさんの不妊治療をされている方たちのブログを読ませてもらったり、時にはコメントでやり取りさせてもらったりしてとても勇気をもらいました。
それに国でやっている不妊専門相談窓口と言うものもあります。
こちらのサイトから各都道府県別の連絡先が載っています。
もしも、誰にも相談できないのであれば全くの知り合いでも何でもないこういった相談機関のほうが気楽に相談できるかもしれません。
とにかく自分の気持ちを吐き出すことが大事です。人に言う、それだけでも気持ちは楽になります。
不妊治療は休んだって良いんです
年齢の壁が、タイムリミットがあるんだ。そう思うと焦ってしまって一時休戦しようなんて思えないかもしれません。
でも、精神的ストレスは不妊につながりますし、追い詰められた精神状態で不妊治療を続けていい結果が出るとは思えません。
たとえ実際に休むかどうかは別としても、辛かったら休んでもいいという気持ちを持つことは大切だと思います。結果が出るまでやり続けなくてはいけないんだと思うより、調子が悪かったら少しお休みすればいいんだと思っている方が気が楽ですよね。
人のことを羨んだり妬んだりすることは普通の事です
子供がいる人が羨ましい。なんなら二人目不妊の人のことさえ、一人目も授かれていない人からしたら羨ましいでしょう。
同じように不妊治療をしていたのに自分より先に授かった。それさえも気持ちよく思えなかったり、そういう自分が許せなかったり。
全部当たり前です。それはもう普通の事、仕方のないことです。あなただけが心が狭いからというわけではなく、誰だって多かれ少なかれ同じこと感じていますよ。
私も、自分より後に結婚した友人たちから続々と妊娠報告を頂き、ぐっさぐさ刺されまくってますから(笑)
まとめ
私は1年未満の治療期間で双子を授かれたので治療歴は短い方でした。ですが、それでも不妊治療の辛さはありましたし、これが長く続いたらちょっと仕事との両立は無理かもと思っていました。せっかく授かった双子も流産してしまいましたし、これからまた長い治療になるかもしれませんね。
私はとにかく不妊治療のことだけを考えるのはやめようと思っています。不妊治療に支配されないように。それを意識してこれからやっていこうと思っています。
こうしてブログを書くことも、私にとっては不妊治療に支配されないための工夫でもあります。書いていることは不妊治療に関することであっても、こうしてアウトプットしていることでストレス解消になるし、不妊治療に関する知識を本当に理解できる気がします。全く関係ないことを書いていくのもいいですしね。
あなたも、不妊治療に支配されないようにするために、出来ることから始めてみませんか。
長文の記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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タイトルの通り、ブログ書くことをお勧めする記事です。
今日の記事の中で出てきた妊活クライシスと言う言葉に関する記事です。
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