天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

不妊治療の病院を選ぶときに3つのポイント

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は天気も回復して桜も一気に咲きそうですね。

 

週末、友達とお花見の約束を入れていたにも関わらず、そのことを忘れて仕事を入れてしまったという痛恨のミスを犯しました(-_-;)

 

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さてさて、昨日はみなさんに少しでも不妊治療のことを知ってもらいたいという記事でした。今日はその不妊治療を始めようかな、どうしようかなと迷っている方への記事を書きたいと思います。

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不妊治療を取り巻く現状

もしかして…不妊かも。そう悩む夫婦は今や6組に1組と言われている時代です。実際不妊治療を受けている人はどのくらいいるのでしょうか。

 

不妊治療患者数は推計で466,900人

人工授精実施患者数は推計で66,000人

 

出典:厚生労働省:特定不妊治療費助成事業の効果的・効率的な運用に関する検討会 第1回資料

こちらのデータなんと平成14年のデータです。今から10年以上前のデータです、残念ながら。これ以上新しいデータが見つかりませんでした。厚生労働省さん、もう少し新しいデータ下さいよ…(;´・ω・)

おそらく今はもっともっと多くなっていることでしょう。

 

最近では芸能人でも不妊治療をしていることを公開している人が増えてきています。いい傾向ですが、一方でそんな芸能人の方に心無いメッセージを送る人もいるようです。

www.huffingtonpost.jp

 

まだまだ世の中の認識というのは実際に妊活や治療をしている人たちとかけ離れたところにあるんだなと思いますね。

 

ですが、少しずつではありますが世の中も妊活や不妊治療についての理解が進んできていて企業の中でもサポートを重視するところも増えてきています。なんたって、6組に1組が悩んでいるんですよ。他人事じゃないですよね。大丈夫、悩んでいる人は言えないだけでいっぱいいるんです。

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私が不妊治療に踏み切ったとき

不妊かどうか、それってなかなか判断するのは難しいですよね。

私もいつそれを判断したらいいんだろうって思いました。結婚してから避妊せずに夫婦生活を持っていたとはいえ、一体何回ちゃんとしたタイミングが取れただろうか。

 

基礎体温はつけていました。一応それなりに今日あたりかな?とか手探りでタイミングをとってみたりしていました。でも本当にベストなタイミングをとれたのは何回あっただろうか。それを考えると、まだ受診するのは早いだろうかとも思いました。

 

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妊活と言われるような活動も基礎体温以外ほとんど何もしていませんでした。例えばサプリを飲むとか、お灸をするとか、食べ物を意識するとか何もしていません。

 

それなのにいきなり不妊治療の病院に行くなんておこがましいだろうかと考えたこともあります。でも、何もしなくても授かれる人は授かれます。同じように看護師として不規則な生活をしていても授かれる人は授かっていました。その人たちが妊活をしていたかどうか聞いてないので分かりませんが、全員妊活をしていたとも考えにくいと思います。

 

私達夫婦は二人子供が欲しいと考えていました。主人の年齢、自分の年齢を考えても一刻も早く、第一子を授かりたい。そう思ったら迷うくらいならまず行ってみよう。そう思いました。83年生まれ、干支はいのしし。猪突猛進なのであります(笑)そう決意して受診したのは結婚して1年半後のことでした。

 

結果的に先生からはちょうどいい時に来たねと言われました。私の年齢的にまだ余裕をもって治療ができるし30代前半は最も治療が成功しやすいと言われました。

 

不妊かも、そう思ったら病院へ

自分達の努力で妊活してまだやれることがあるんじゃないか。あれもこれもって頑張ることもすごいことです。大事なことです。

でも、それで受診を先延ばしにしたりせず、努力をしても1年経っても結果に結びつかなかったら受診することをお勧めします。

 

もしかして不妊かも。そう思った時が受診し時なんだと思います。なんといっても、不妊治療は時間との勝負です。

昨日も書きましたが、妊娠のチャンスは月に一度です。1年に12回しかチャンスはないんです。その12回のチャンスを全部有意義に使えるとは限りません。検査によっては薬を排出するために避妊しなくてはならない月とかもあります。

 

治療が始まっても、すぐに妊娠するとも限りません。平均2年くらいはかかるというデータもあります。ただ不妊の原因や年齢によっても変わってくるので一概には言えません。それにしても長いですよね。だから一刻も早く、受診することが大切です。

 

不妊治療の病院を選ぶポイント

では、受診する病院はどうやって選んだらいいのでしょうか。私が思う病院選びのポイントを3つ挙げてみます。

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病院選びのポイントその1:通いやすい立地であること

月に何度も通うことになります。時間もそれなりにかかると思ってください。

自分の仕事を考えてみて、半日休みとか早退とか時間の融通がきくのか、それとも受診する日は休みにするのかによっても変わります。受診の前後で仕事に行くなら自宅と職場の間で探した方がいいですね。休んで受診するなら自宅周辺で探していいと思います。

 

最初は無理して遠い場所にある有名な病院に行こうと思わない方がいいです。通いきれなくなっては元も子もありません。通いやすさはマストです。

 

病院選びのポイントその2:治療実績があること

欲を言えば、最初から体外受精まで扱える病院だと後で転院しなければならないというリスクを回避できるので良いですが、数はそれほど多くはありません。

まずは検査だけということであれば不妊相談を請け負う産婦人科はたくさんあるので最初はそういったところでまず相談というのも手だとは思います。

でも治療も考えているのであれば治療実績は確認しておく必要があると思います。体外受精を月に25例以上行っているような施設であると安心できます。

 

病院選びのポイントその3:医師、看護師以外のスタッフも充実していること

病院によっては精神面のフォローは御家族にお願いしますという病院もあります。ですが、不妊治療はどうしても孤独を感じやすいです。中には夫以外誰にも言えないという人もいます。頼れるのは夫だけという状況であると夫婦共倒れにもなりかねません。

 

そうしたとき、病院で丁寧なカウンセリングを受けられたらどれだけ救われるかわかりません。そうしたカウンセリングを専門に行う臨床心理士という職業もあります。そうした専門のスタッフがいてくれると安心できますね。

 

病院を選ぶのは迷ってしまいますよね。失敗したくないという気持ちが強くなるのも分かります。

でも、まずは最初の一歩を踏み出しましょう。あれもこれもと条件を高く持っているとなかなか受診できません。不妊治療は時間との勝負。1ヶ月でも早く受診することのほうが大切です。

 

全国各地の病院を検索できるサイトはこち

www.funin.info

 

不妊治療の本もいろんな本があります。

こちらの本は妊活のことから不妊治療まで幅広く書かれているので最初に読む本としてはよくわかると思います。

 

子供が欲しいと望むご夫婦みんながみんな授かれるわけではありません。私たち夫婦もこの先、どうなるかはまだわかりません。子宮の傷を治してもその先に子供が授かれる未来があるのかどうか。

 

でも、治療をしてよかったと思っています。双子を授かれたことは本当に良かったと思っています。 後悔しないためにも、最初の一歩を踏み出しましょう。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

宜しければこちらもお願いいたします。

 

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