笑いがもたらす効果はこんなにある!
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
長いこと不妊治療を続けているとストレスが溜まります。
不妊治療は出口のないトンネルを歩いているような気持ちになることが多々あります。頑張ったって必ず結果が出るとも限らないし、タイムリミットもある。
頑張って、期待して、でも毎回生理がきて、リセットされてしまったと落胆する。
そんなことの繰り返し。
挙句に妊活がアダルトコンテンツとか言われ(まだ根に持ってるんかい!)
こんな時こそ笑顔が大事。
そうだ!笑おう!
でも笑うって具体的にはなんでいいんだろう?って素朴な疑問が。
笑いの効果にはいろんなものがありました!
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笑いのメカニズムと免疫機能
人は笑うと体の中で何が起こるのでしょうか。
まず、「わははー」と笑います。
↓
前頭葉に興奮が起きます。
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それが免疫機能の司令塔「間脳」と呼ばれる部分に伝わります。
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間脳は情報伝達物質のペプチドをたくさん作りだします。
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そのペプチドがナチュラルキラー細胞、通称NK細胞と呼ばれるがん細胞を退治してくれる免疫細胞を活性化させます。
参考:笑いのメカニズム
すごいですね。笑いでがんを退治できる!ようになるかもしれません。
実は笑いの中枢が脳のどこにあるのかはまだ分かっていないのです。
笑いのメカニズムは今も研究の途上です。
こんなニュースを見付けました。
笑いの効果について近畿大学と吉本興業さんが研究しようというのです。
医療の一環として笑いを取り入れていくようになってほしいです。
認知症を患っている方も笑顔をなくしています。
私が見てきたたくさんの認知症の高齢者はいつも不安だったり、何かに怒っていたりしていていつもニコニコしている人はそう多くはいません。たまにはいますけどね。そういう方に私たち看護師も癒されています。
しかし、笑いの効果はこれだけじゃありませんよ。
今現在、言われている笑いの効果は他にもまだあります!
幸せ感アップでやる気スイッチON
やる気スイッチ君のはどこにあるんだろうなんて探さなくていい。
ただ笑ってごらん。やる気スイッチを押すのは簡単なんだ。笑ったらいいんだよ。
笑うと神経伝達物質のドーパミンが活性化されます。ドーパミンは脳を活性化させるアドレナリン、ノルアドレナリンの元となるものでもあります。
ドーパミンは幸せを感じる、運動機能をつかさどる、学習する、といった大切なことに関わり、つまりはドーパミンが分泌されるとやる気スイッチがONとなるわけです。
人が幸せだって感じることにだってメカニズムがあります。
癒し系ホルモン「セロトニン」
笑うことでこのセロトニンが分泌され、心が穏やかになります。
快楽ホルモン「エンドルフィン」
脳内麻薬なんて怖い言い方もされちゃうくらい。幸せー(*´ω`*)って感じているときに分泌されています。笑うことでこのホルモンも分泌されて幸せー(*´ω`*)って感じるんですよ。
笑うことでこうしたホルモンが分泌されて幸せ感がアップしてやる気スイッチがONされます(^o^)丿
ラットを用いた実験では毎日くすぐられて笑っていたラットはストレスや恐怖心を克服しやすいといった結果も出ているようです。
参考:
「笑うと健康になる」を遺伝子レベルで検証する|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
すごいですよね。まずラットが笑うんかい!って思っちゃうけどくすぐって笑わせるんだそうですよ。
笑いは病気も克服できる⁉
またも吉本興業協力の元の研究結果ですが糖尿病患者さんに対して食後に糖尿病の講義を聞いてもらって食後2時間後に血糖値を測るのと食後に吉本の漫才を鑑賞してもらって食後2時間後に血糖値を測ると漫才を見た後のほうが血糖値が下がっていたというのです!
なんで?って思いますよね。メカニズムはよくわかりませんでしたが精神的なプラスの因子が身体にいいように作用すると推論されるそうです。ふわっとしてるなぁ。
そもそも笑いの中枢がどこにあるのかとか詳しいことがまだ解明されていないわけですから人体の不思議ということです。
さらにリウマチ。これは自己免疫性疾患といって自分の免疫機能が自分を攻撃してしまう免疫機能の誤作動による病気の一つです。この病気を悪化させる物質の一つである「IL-6」という物質が笑った後だと下がるという研究結果もあるようです。
人間関係をよくする
笑顔は笑った側だけの効果ではないと思います。笑顔で話しかけらた方だって緊張がほぐれます。
私はいつも意識して笑顔で話をするようにします。患者さんはもちろん、4月は新人が病棟に配属されて生まれたての小鹿のような目でやってくる時期です(笑)
怯え切って緊張しまくった新人たちには特に笑顔で話しかけるようにしますし、実習に来た学生たちにも笑顔で話しかけます。
こっちが笑って話しかけることである程度緊張を解くことが出来ます。過度の緊張状態では効果的な学習は出来ませんし、仕事においても実力を発揮出来ません。
この笑顔の効果は絶大です。病院で働いているとき、こんなことがありました。
副師長になって間もなく、初めて師長代行という師長さんが不在でその業務を代わりにやる日がきました。その日入院になる人たちの入院するベッドを調整するため、別の部屋に移動してもらいたい患者さんがいました。
そこで私はその患者さんに部屋を移ってもらいたいお願いをしに行きました。笑顔で頼み込むと最初は渋っていたものの、「そんなに言われるんじゃしかたないなぁ。協力するよ。」と承諾していただきました。
翌日、師長さんはびっくりです。どうやらその患者さんは度々入院していて何度もお願いしたことはあったけれど一度も部屋移動に協力してくれたことはないそうです。師長さんがその患者さんのところに行くと「あんなにかわいくお願いされちゃぁなぁ。協力しようかって気になっちゃったよ。」と言っていたそうで私の結婚式の時にこの話を披露してくれていたくらい、師長さんの中では印象的な出来事だったようです。
まさに、笑顔マジック。笑顔でするお願いは最強。(笑)
私は初めてその患者さんと関わったのでそんな今までの過去があったことも知らずにお願いしに行ったのでそれも良かったのかもしれませんね。
実際、患者さんからよく聞くセリフにこんなものもあります。
「そうやって笑っている顔を見るとこっちまで元気が出る。」
それは笑っている人を見るとつられて笑うからではないでしょうか。笑いにはまだ未知の効果もありますがとにかく体にいいことは確信しています。
そして人間関係においても間違いになく、いい効果を発揮します。
もちろん、TPOはわきまえて。それは前提としての話です。深刻な話の最中、上司から注意を受けているときに笑ってたら怒られますよ、当然ね。
作り笑いだって効果はある
本気で心から笑っている方がそりゃいいんですけど、そんなにいつも笑ってられないし明るい気持ちも維持できない。だって人間だもの。みつを。(←おい!)
でも笑顔を作る作り笑いでも脳はそれを笑顔だと認識して幸せホルモンを出します。笑顔を作るための筋肉を使うからです。
自分で自分の脳をだますんです。思い込むんです。作り笑いも続けていれば本物の笑いに変わります。悲しい時、辛い時、そういう気持ちを克服したければ笑いましょう。
まとめ
4月は新しい環境に身を置く人も多いでしょう。緊張してつい顔は能面のようになりがち。笑顔は自分の緊張も相手の緊張もほぐしてくれます。
新たに入っていく人も、迎える人も、笑顔で接した方が絶対Win・Winでお得!
第一印象も良くしてくれること間違いなし!
不妊治療も辛くなる時、投げ出したくなる時いっぱいありますよね。でも嫌なことがあったときこそ「わははー!」と笑いましょう!
ストレスは不妊の元!笑うだけでもストレスを減らすことができるなら笑っとこう!
「笑う門には福もコウノトリもやってくる」です!
以上!今日は笑顔最強説をお届けいたしましたー!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
参考サイト
笑いがもたらす健康効果とは!?笑うことの素晴らしいメリット9つ | LIGHT UP(ライトアップ)
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妊活のストレス解消にこんなのは如何でしょうかという記事がこちら
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