自宅で4月に見たおススメ邦画3選!
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
さて、昨日は私が利用しているUNEXTについてご紹介させていただきました。
今日は今月このUNEXTを使って見た映画を3つご紹介したいと思います。
私はどちらかというと邦画より洋画のほうが好きなんですが、今日は邦画を3作ピックアップしました。最近は邦画もいいのがたくさんありました。
でもちょっと長い記事です。
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真田十勇士
2016年公開 堤幸彦監督作品
主演:中村勘九郎さん
主なキャスト:松坂桃李さん、加藤雅也さん、大竹しのぶさん、大島優子さんなどなど
あらすじ
名将とうたわれる真田幸村はじつはたまたま顔がよくて強そうに見えるだけの気弱な男。しかし、猿飛佐助との出会いが彼の運命を変える。猿飛佐助はやがて仲間を10人集め、「真田十勇士」と名乗り、徳川軍を打ち破るべく大阪夏の陣へと挑む。
見どころ
テンポのいいストーリー展開。最初の仲間集めをする15分くらいアニメで始まるこの映画。最初、操作ミスってなんか違う映画選択しちゃったかと思ったくらい。アニメの途中で注意書きがでるくらい。この映画はアニメではありません。ってね(笑)
堤監督と言えば、ドラマだとTRICKとか池袋ウエストゲートパークとか、つい最近なら視覚探偵日暮旅人もそう。映画だと20世紀少年とかイニシエーションラブとかが有名でしょうか。なんか仕掛けたくなるんでしょうね。出だしがアニメってね。
猿飛佐助役で主演の中村さんは歌舞伎役者だからなのかなんだかオーバーリアクションに見えて仕方ない。キャラ設定もあるんですけどそれにしてもちょっとオーバーすぎるような…。
でもさすがだったのはやられて倒れるときの倒れ方。中村さんのスローモーションで倒れていくその姿が他の誰よりもリアルだった。
逆に霧隠才蔵役の松坂さんは松坂さん感が薄い。才蔵はもっとシュッとした美形男子がいいのでは…。個人的には例えば小栗旬さんとかかな…。
真田幸村役の加藤さんは声がとにかく素敵。武将としてみんなを鼓舞するために「出陣だー!」みたいな声を張り上げるんだけどそれがもうすごくいい声。最初の一声が緊張して声が裏返っちゃうっていうのもかわいいし、その後にめっちゃいい声出してくるから尚更そのギャップがいい!
アクション映画としての迫力は邦画にしては頑張ってる!でもるろうに剣心のほうが上かなぁ…。才蔵がね、飛んじゃうんだけどさ。それがちょっと滑稽だったかな。
でも娯楽映画としてはとても楽しめる明るい映画でした。
それにしても堤監督はきっと松坂桃李さん押しなんでしょうね。映画もドラマもだし。
シン・ゴジラ
2016年 庵野秀明総監督作品
主演:長谷川博己さん
主なキャスト:竹野内豊さん、石原さとみさん、野村萬斎さん、大杉連さんなどなど
あらすじ
ある日、東京湾で大量の水蒸気が噴出。同時に海底トンネルの崩落事故が起きる。海底火山の活動か、政府が原因を検索する中、巨大生物のしっぽらしきものがテレビで報道され、やがてその巨大生物が日本に上陸。
這いずるようにして移動し、一度進行を止め、二足歩行の体に変形するがやがて元の形に戻りいったん海へ戻る。矢口内閣官房副長官は巨大生物の再上陸に備え、巨大不明生物特設災害対策本部を設置し生態の解明に挑む。
見どころ
最初のゴジラは前足がほとんどなくて這って歩くなんとも滑稽なトカゲみたいな形で、え?なに?なんなのコイツ?私の知ってるゴジラじゃないんですけどって戸惑いますが変形した後、あーそうだよね。よかったよ。形態変形好きだよね、庵野さんって思いました。
私はエヴァンゲリオンも好きで全部見ていますが、まぁ堂々とこれでもかとエヴァっぽい演出バンバン使います。
例えば、エレベータの中でみんな無言で上から撮るカットの割方とかポンポンセリフが飛び交う作戦会議のシーンとかいちいち作戦名決めちゃうところとか。
音楽までエヴァのそのまま使っちゃうし。でもエヴァファンの私はそれが逆にわくわくしちゃって。
エヴァのことはともかく、一番の見どころは今までのゴジラと大きく違うあのリアル感じゃないでしょうか。
今までのゴジラはやっぱりどこか模型感とか着ぐるみ感とかそういった作り物感が否めなかったと思いますが、今回のゴジラはビルの倒れるシーンやそのビルの中で傾いて人が転がるシーンなんかもとてもリアルでハリウッド映画みたいでした!
矢口役の長谷川さんと米国大統領特使として来る日系二世のカヨコ役の石原さとみさんは進撃の巨人でも共演していましたね。その時はあまり直接的な絡みは少なかったように思いますが。
あの時もこの時もなんで石原さんがこの役?って思いましたが進撃の巨人では唯一石原さんだけが原作のキャラに近い感じにやってくれていてありがとう!って思いましたが、今回のは石原さんである必要性がよくわからなかったですね。
二世ならもう少しハーフっぽい顔立ちの女優さんいくらでもいるでしょうに。それこそ進撃でミカサ役だった水原希子さんとかね。
この映画はキャストがとにかく豪華ですよね。高良健吾さんや高橋一生さん、1分も出演してないと思いますが斎藤工さん出てましたよ。エキストラかと思ったら前田敦子さんじゃん!とかね。細かい所までぶっこむねーと思ってしまいました。そういうの見付けておお!ってなるのも楽しいです。
さて、先ほど主なキャストにさらっと野村萬斎さん入れておきました。この映画見てどこに野村さんがいるのかって絶対疑問になるはず。探せませんよ。そう易々とは…。
実は…。気になる人はネットで調べてみて下さーい!
怒り
2016年公開 李相日監督
主演:渡辺謙さん
主なキャスト:広瀬すずさん、宮崎あおいさん、妻夫木聡さん、綾野剛さん、松山ケンイチさん、森山未來さん
あらすじ
ある夫婦が自宅で殺害され未解決の事件から1年後。犯人は整形をして逃亡中であった。疑わしき人物は3人。東京、沖縄、千葉の房総半島で暮らしている素性の分からない3人の男とその男たちに出会った人々の葛藤を描く、群像劇。果たして、誰が犯人なのか。
見どころ
個人的にこの3作の中でこれが一番おススメです。
最初の30分はちょっとつらい。3人のストーリーと殺人事件がバラバラにスタートするので4回話が始まる感じでちょっと退屈。そこから話が進んでいけばもうあっという間に引き込まれます。
今回の犯人かもしれない3人は森山未來さん、綾野剛さん、松山ケンイチさん。そうつまりみんな同じ系統のつり目、切れ長系のイケメンさんたち。個人的にこのタイプのイケメンが超タイプ。そんなわけでこの3人みんな好き。超豪華な海鮮丼食べてる気分でした。
特に素晴らしい演技だと思ったのは妻夫木さんと綾野さんのカップル。役者さんってほんとにすごい。本物のカップルみたいに本当に見える!これぞ役者魂って感じです。ほんとのカップルっぽくなるために二人で暫く一緒に生活していたというだけのことはあります。マジで本物のゲイのカップルにしか見えません。しかも、妻夫木さんって優しい温和な役柄のほうが多いのに今回はわりとワイルドな役柄でそれもまた新鮮!この二人の演技が一番すごかった気がします。
渡辺謙さんはもうさすがですよ。魚市場のおじさんになりきってますよ。全然違和感なし。男親一人で娘をどう扱ったらいいかわからないちょっと不器用だけど娘の事本当に愛している普通のおじさんっぷりがいい。
この映画、3人のあやしい男たちに対して関わった周りの人たちが疑いの目を向けるんですよね、当然。それまで順調に関係を築いていたのに、ほくろの位置とか、利き手とか、なんとなくの雰囲気とかで次第にもしかして・・・って思ってしまう。
大切だと思えば思うほど、もしそうだったらという疑念も強くなる。信じぬくということがいかに難しいことかという葛藤を描いているんです。
でも結局、その信じた人が実は犯人だったんです。そこがまた皮肉ですよね。この「怒り」は信じていたのに裏切られたという「怒り」と犯人がもともと持っている理不尽な「怒り」の二つを表しています。
人は「怒り」にとらわれるとどうなってしまうのかということも表現している映画です。
決して明るい映画ではありませんが見て損はない!ストーリー展開も、キャスト全員の演技も見ごたえ十分の映画でした。
そんなわけで、今日はわりと最近の映画ばかり3作ご紹介しました。
昨日もご紹介しましたUNEXTですがもしご興味が沸きましたら、こちらからどうぞ。
それでは本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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