天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

体外受精で生まれても当たり前の世の中に

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こんばんは。

天使ママのお部屋へようこそ。

 

先日、こんな記事を読みました。

headlines.yahoo.co.jp

 

2015年に行われた調査によると過去最多の5万1001人が体外受精により誕生したんだそうです。

多いと感じますか?

それとも、少ないと感じますか?

 

私は多いとか少ないとかよりこの5万1001人の赤ちゃんが健康で元気に育ってくれることを願うばかりです。

 

初めて国内で体外受精に成功した事例は1983年。奇しくも私が生まれたのも同じ年。つまり最初の赤ちゃんもまだ34歳なわけですよね。

これからもしかしたら体外受精で生まれた人は自然妊娠で生まれた人よりこういう確率が高いとかこういう傾向にあるとか研究が進んでいくのかもしれません。

今のところは何も変わらないというのが常識ですが、統計データはまだまだ資料として十分とは言えないかもしれませんよね。

もしかして寿命が短いとかあるかもしれない。でもそれが証明されるにはまだまだ時間が掛かります。

 

これからもずっと体外受精で生まれても他の子供と何ら変わらないんだよという常識がずーっと常識であってほしいなぁって思います。

 

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ただでさえ、体外受精に対しての意見って賛否両論ですからね。

人工的に作られた命というイメージを持っていらっしゃる方もいます。

体外受精は命を作っているわけではなく、妊娠するための多くのステップのうちのいくつかを手伝っているだけで作っているわけではないんだっていくら言っても、自然な過程に「手を加えている」ということには変わりないでしょ、それを人工的って言うんだよって思われる人もいます。

 

物事の捉え方は人それぞれ。でも、せめて体外受精で生まれてきた子供たちが偏見の目で見られることだけはないようにしたいものです。

とは言っても、わざわざこの子は体外受精で授かりましたー!って公開する人もそんなにいないとは思いますが。

 

医療技術は日進月歩ですからね。これからもっともっと研究は進んでもしかしたら体外受精よりすごい治療法とか見つかるかもしれないし、体外受精をするにしてももっと簡単に負担も少なくできるようになったりするかもしれませんよね。

そしたらもっと体外受精で授かることが身近になっていくかもしれません。体外受精で授かることが特別なことではなく選択肢の一つとして当たり前に存在するようになったらすごいなぁって思います。

 

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