天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

夜中の看護師は何をしているのか

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

 

看護師という仕事がなぜつらいか。

いろいろあるけれど、ひとつには夜勤があるから。

 

確かに、患者さんが寝るまでは検温したり、ご飯食べるの手伝ったり、薬配ったり忙しそう。

でも患者さんが寝た後、看護師って何してるんだろう?そんなに忙しいの?

それがね、忙しいんですよ。深夜1時も2時も3時もやることあるんです。

では何をしているのか。今日はそんな夜中のお仕事をちょっとだけご紹介します。

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本日のメニュー

 

 

夜中にやることその1:ナースコール対応

24時間365日いつでも対応しています。

 

眠れないんでどうにかしてほしいとか、痛みが強いから薬をくださいとか。痛みは夜中のほうが感じやすいです。日中と違って他に気がまぎれることもないので痛みをより感じやすいのかもしれません。

 

基本的には夜中でもナースコールがなりやむことはありません。ですが、それぞれの科によってもナースコールが多いか少ないかというのはありますよ。

例えば、整形外科はトイレに行くのにも手助けが必要だから必然的に多くなりますが、脳外科は意識がなかったりしてナースコールが使えない患者さんが多いから少ないとかね。

 

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夜中にやることその2:点滴

当たり前ですが夜中でも点滴はあります。

抗生剤など薬の血中濃度を一定に保ちたい薬は夜中でも容赦なく点滴します。それらの薬の準備から投与までもちろん夜中の担当看護師が行います。

 

他にも翌朝の飲み薬の準備なんかもしたりします。

 

 

夜中にやることその3:検温

手術直後の患者さんや具合の悪い患者さんは夜中でも検温をしたりします。出血の量やお小水の量を測ったりもします。

点滴の量と比べてお小水はちゃんと出てるかな、出血は急に増えたりしてないかな、血圧は急に下がったり上がったりしていないかな、などを総合的にみて異常がないか判断します。

 

 

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夜中にやることその4:ラウンドと体位変換

ラウンドとは平たく言えば生存確認。寝ている間も定期的にすべての患者さんの見回りをして異常がないか確認しています。

 

体位変換とは体位を変換する、つまり寝返りをうつことをお手伝いするんです。

人は2時間同じ姿勢が続くと床ずれができると言われています。なので自分で寝返りが打てない患者さんに対して、2時間おきに右向いたり左向いたりを手伝います。トイレに行けない人のおむつの確認も併せて行います。

 

こうした介助が必要な患者さんが多いと端からやってって全員の体位変換が終わったころにはもう2時間たってて次の体位変換の時間じゃん!ってなったりするのでそういう日は本当に座る暇もないくらいです。

 

病院によってはこういった介護の面を手伝ってくれる看護助手さんがいる病院もありますが私が働いていた病院はすべて看護師だけでやってたので大変でした。

 

 

夜中にやることその5:記録

上の4つをやりながら隙間時間にこの患者さんにはこういうことをしたなどの記録を書きます。

夜中にあった出来事は夜中のうちに書いておかないと、翌朝日勤さんがカルテを見たときに情報が得られないので必死に書きます。

 

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 おおまかな夜中のお仕事はこんな感じです。 

これらに加え、患者さんの容態が急変したりした日にはもう全員の休憩没収も最悪の場合あり得ます。朝までノンストップだった時の看護師たちの顔はひどいもんです。

 

そういう忙しい夜勤に当たりやすい看護師っていうのが必ずいて、私もそのうちの1人でした。逆に忙しい夜勤に全然当たらない人っていうのもいて、そういう人を平和の象徴「ハト」と呼んでました(笑)

 

今週は夜勤にまつわるお話をもう少し書いていこうかと思っています。

 

良かったらまた遊びに来てください。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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最近は派遣ナースとして働いています。

 

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 将来、看護師になってほしいと思っているご両親が多いようですね。

 

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