天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

昨日はジブリ映画を見ながら

こんにちは。天使ママです。

昨日は「耳をすませば」をテレビで見ました。

何度見てもいいですよね。ジブリは全部好きですけど耳をすませばはとても現実的で他の作品よりも共感しやすい気がします。トトロやラピュタみたいなメルヘンな世界観も好きですけど。

自分が中学生や高校生だったころ、まさか30代になって子供が出来なくて悩むことになるとは想像もしていませんでした。なんとなく、そのうち自然に出来るものだと思っていましたが授かりものはなかなか簡単には授からないものなんだと痛感しますね。

だからこそ、生まれたばかりの子供を死なせたというニュースとか見るとなぜなんだろうと思ってしまいます。なぜ、こういう人が子供を授かれて自分が授かれないのかとか考えてしまって今まで以上にこういったニュースに不快感を持つようになりました。

更には流産を経験して普通に外でベビーカーを押しているお母さんや子供を抱っこして歩いているお母さんを見るだけでも辛くなりました。フェイスブックの子供にまつわる記事を読むことも辛くなりました。私が流産したのは21週と0日のことです。既に安定期に入った妊娠6ヶ月。悪夢でしかなかったこの時のことはまたそのうち書くとして、ここまでして私に子供を授けようとしない神様は一体何なのかと思ったり、自分は子供の親になる資格がないのかもしれないとか思ったり様々な思いが駆け巡りました。でもやはり家族が、主人が支えてくれました。子供を失った悲しみは主人も同じこと。二人で乗り越えていこうと思いました。

自分の将来に夢を膨らませたり悩んでいた中学高校時代が懐かしい。あの頃はあの頃で一生懸命だった。いつかもっと時間が経ったら今のことも懐かしいことだと思い返せる日が来るだろうか。あの頃も子供を授かるために一生懸命だったなと懐かしむことが出来るだろうか。もしそうなったとき、傍らには主人によく似た小さな命があったらいいな。

名作耳をすませばを見ながら思ったことでした。