「出来たら婚」を目指す人へ結婚のいいところをアピールしたい!
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
予定があった方も、なかった方も、来週からの仕事は憂鬱ですかね。
ネットニュースを見ていてまたも、気になるワードに出会いました。
「出来たら婚」
つまり、子供が出来たら結婚するってこと。
でき婚でも授かり婚でもなく出来たら婚。
価値観の多様化っていってもまぁ次から次へいろんな「婚」が出来るもんですねぇ。
今は未婚で妊活するっていう人もいるみたいです。
もうそうなると結婚ってなんだろうなぁって思います。
子供が出来たから結婚するってことは子供が出来なかったら結婚しないってことでしょ?
私のお気に入りドラマのカルテットでの名台詞。
「夫婦はな、子をかすがいにしたら終わりや。」
この価値観はもう通用しないの?
子をかすがいにしたら終わるどころか子をかすがいにしなきゃ始まらないってこと?
私はやっぱりそういう考えには違和感を感じるんですよねぇ。
なんで世の中こうなったんでしょうか。
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なぜ子供が出来なきゃ結婚しないという考えになるのか
結婚に憧れる人がいる一方で、結婚しないで子供だけほしいとか、子供が出来ない限りは結婚もしないという結婚に対して消極的な考え方もあるのでしょうか。
いくつかその要因を考えてみましょう。
結婚に対する負のイメージ
厚生労働省の統計による2016年の離婚件数は21万7000組。
今や3組に1組が離婚していると言われていますが、ここ数年は横ばいなようです。ただ婚姻率がゆるやかに減少しているのでそれに伴う減少である可能性が高いようです。
そういった実際の統計的データに加え、結婚生活は忍耐だとか熟年離婚が多いとかそんな話が多く聞かれ、結婚生活はこんなにいいもんだよと言う話はめったに聞かない。だから20代の人たちが結婚生活に夢を持てなくなったのかもしれません。
女性の社会進出
結婚するより仕事で成功したい、キャリアを積みたい、そう願う女性が結婚したら仕事に支障が出ると懸念して結婚したがらないことが多いというのもありますよね。
結婚に対するイメージの悪化から仕事と結婚を天秤にかけたとき、仕事が勝るんでしょうかね。私は結婚するだけならそんなに仕事に支障が出るとも思いませんが。
親の離婚を見てきた世代
一般的には上の二つがよく言われることでしょうか。
あとは親が離婚しているのを見ている子供たちが今、適齢期に来ているというのもあるんじゃないかと思うんです。今を去ること15年前の2002年に離婚率は過去最高値を叩き出しています。まぁ離婚した夫婦の年代もそれぞれでしょうから一概には言えませんが、15年前に思春期の多感な時期だった子たちならちょうどいま適齢期。
親の離婚を見て結婚なんてろくなもんじゃないって考える若者が増えていたとしてもおかしくありません。
結婚ってやっぱりいいもんだよアピール
うちの親も離婚していますが、やはり自分の親たちが離婚しているとそのごたごたを見ていたら結婚と言うものに夢を持てませんよね。
そこであえて私は、結婚ていいもんだよ!ってアピールをしたいと思います。
誰かと一緒に生活するって楽しい
1人暮らしだと家の中で誰かと話をしたりしないから休みの日とか気が付いたら一言も声を発してないとかよくありませんか?
今日仕事でこんなことあったとか、電車の中にこんな人がいたとか、いいお店見付けたよとか、そういうなんでもないことを話せる相手がいるって楽しいですよ。
自分が具合悪くなった時も安心
風邪をひいたりした時も一緒に暮らしている人がいるって安心します。とりあえずこのまま誰にも気づかれないまま死ぬってことはないなとか(笑)
車の運転が出来ない私は具合悪い時車で病院に連れて行ってもらえることもありがたい。
家事を分担して楽できる
1人暮らしだと自分がやらなきゃいつのまにか部屋がきれいになるなんてことないし、洗濯されて綺麗な洋服がたたんでおいてあるなんてこともない。忙しい時はどんどん部屋が荒れて、着る服がなくなって、ついに下着が底をついた時夜中で申し訳ないと思いつつ洗濯機を回す。
でも二人だと家事の分担が出来る!これはほんとにありがたい。疲れて帰ってきたらベッドの上に洗濯物が畳んでおいてあったりしてなんてできる夫なんだろう!と超感動。
夫婦になるメリット
でもそれなら結婚じゃなくて同棲でもいいだろうってね。
確かに、共に暮らすだけという選択肢もあるかもしれませんが、夫婦になるという正式な形をとることでのメリットってのもたーくさんありますよ。
夫婦になるってことは家族になるってこと。
家族になれば法律的にも守られることが多いですよね。働けなくなったとしても扶養に入って税金が免除されたり、企業によっては結婚祝い金がもらえたりとか。家族割とかそういうサービスの適応もあるし。
世間的にもただ同棲しているだけより夫婦になっている方が認めてもらえるし、周りに余計な詮索もされません。
入院しているときだって違います。
内縁の妻では家族としてみなされないので大事な同意書とかは代理で決定することは出来ません。誰か血縁者を呼んで来いって話になってしまうんです。
ずっと一緒に生活してきたのは自分で当人の意思を一番理解しているのは自分のはずなのに、認めてもらえない。ずっと疎遠にしてきた親族の意見のほうが通る。そんなことが実際あるんです。
子供が出来ても出来なくても、結婚って悪いもんじゃないです。
それにね、若いうちは友人がいたり、自分の両親がいたりして寂しくないかもしれません。でも、年を取って身動きに不自由を感じるころになったとき、一人の孤独感を痛感することになるんじゃないでしょうか。
入院してくる人の中にも未婚、子供なし、親族なしの完全おひとり様が多くなってきました。そういった方が亡くなられたとき、迎えに来るのは市役所の職員。一人でひっそりと死んで、事務的に処理をされる。それってすごくさびしくないですか?
ともに時間を過ごし、年を重ね、支えあって生きていく。一緒に年を取っていく人がいるって素敵なことですよ。
今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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