天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

妊活に支配された生活にならないために大切なこと

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は妊活ネタです。

 

不妊治療も、妊娠しやすい体づくりをすることも、方法は山ほどあるけれど、それを全部取り入れてたら本当に大変です。

色々調べれば調べるほど、かつて私たちが言われた「仙人みたいな生活」というのが究極の妊活なんだなって思います。

でもそんな究極の妊活って本当に意味があるんでしょうか。後悔しないためにやれることは全部やりたい。そういう気持ちも分かります。でも後悔する前に挫折しては何の意味もなくなる気がしませんか?

 

今日は私が妊活について思う事を書きたいと思います。

 

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私たちが体外受精を決意した理由

私たちはほとんど他の治療はせず、いきなり体外受精を行いました。

精液検査の結果、精子の運動率が著しく悪く顕微授精でなければ妊娠は不可能でしょうと言われたからでした。

いきなりそんなことになるとも思ってなくてとりあえずネットとかでさらーっと調べてみたら精液検査の結果はストレスにかなり左右されると書いてありました。

その頃主人は仕事内容がガラッと変わり、残業も続いていましたし、慣れない仕事にかなりのストレスを感じていました。

 

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思い当たるストレスがありすぎて、そのせいなんじゃないかって診察の時に言ったらその時の女医の鼻で笑ったあの感じ。今でも忘れません。

 

「そりゃぁストレスに左右されますが、じゃぁ今すぐ仕事を辞めて全くストレスのない仙人みたいな生活が出来るならそれでもいいかもしれないですけどそれが出来ますか?出来ないでしょう。それならストレスを抱えた状態でどうしていくかを考えるしかないんじゃないですか?」

 

言っていることはわからないわけじゃない。

ストレスをなくすことは不可能だからそれを気にしても仕方ないだろうってこと。

 

でも、言い方が思いやりのかけらも感じない。だいたい、その「仙人みたいな生活」ってなんだよって思ったので今でも覚えていたんです。

 

私たちはそれまで基礎体温を測って自分たちでタイミングを計ることはしていましたが、それ以外特に何か妊活らしい妊活をしたことはなく、あまり調べたりもしていませんでした。タイミングみてもなかなかできないから病院行ってみようかくらいな気軽な感じで不妊治療専門病院にたどり着いてしまったんです。

 

それが今になっていろいろ妊活とはどんなことなのかって改めて調べてみたら本当に究極の妊活って仙人みたいな生活かもしれないって思ってきました。

 

妊娠しやすい体づくりのために出来ること

妊娠しやすい体づくりって一言で言ったって、方向性は色々。食事の事、睡眠の事、運動に体の循環やストレス対策まで。

 

まず、規則正しい生活は大前提。寝不足はダメだし夜勤なんて以ての外。適度な運動を心がけ、からだの循環を良くするためにストレッチもいいでしょう。

 

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妊娠に効くツボ押しもやってみたり卵巣機能を高めるボーンスクイズメソッドも取りいてみたりして。

 

冷え対策に半身浴や夏でも常時靴下や腹巻を着用。なんなら年中無休でホッカイロ装着でも良し。

 

食べ物は栄養バランスを考えて甘いものは控える。アイスなんて体を冷やすからダメだし、カフェインも控えたいから外でおいそれとコーヒーや紅茶なんて頼めないよね。氷入りの飲み物も極力やめておかなくちゃ。

貧血予防に小松菜や大豆製品なんかも積極的に摂取して、血行を良くしてくれるビタミンEも摂りましょう。山芋や納豆なんかのネバネバ食品もいいですよ。

 

体重だってしっかり管理して、適正体重を心がけないといけません。痩せすぎも肥満も不妊を招きます。

 

身に着ける衣服にだって注意して、あまり締め付けるような洋服は体の循環を妨げるし冷え対策のために夏でも露出は控えめに。

 

これらを全部網羅した生活って、確かに仙人みたいじゃないですか?

これだけ色々制限かけておいてストレスを感じるなって言うんだからそりゃもう仙人でしょうよ。

これにプラスしてやれ活性酸素を取り除くだの、やれ妊娠しやすくなるサプリだの、そんなことまで気にしていたらほんとに生活のすべてが妊活に支配されてしまいます。

 

妊活に支配された生活

妊娠するための活動がその人の生活のすべてとなってしまってはいけないと思うのですよ。

 

でもそれって、自分で望んでやっていることでしょう?

確かにそうです。

自分が子供が欲しいからやっていることです。

 

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でも世の中そんな事なーんにも気にしなくたって子供を授かれる人は授かれるんです。そして授かれない人はこういう仙人みたいな生活したって授かれない。ただ、それだけのこと。

子供が欲しいという気持ちが強くなればなるほど、これをやれば妊娠するんじゃないか、あれをやめれば妊娠するんじゃないか、ってどんどんストイックになりすぎてしまいますよね。

生理が来て授かれなかったことを悟ったときに、あのとき体を冷やしてしまったのがいけなかったんじゃないか、もしくはあれを食べたのが良く無かったかなとか、もう答えのない考えが延々とめぐるんでしょうね。

 

だから私はあえて何もやらないってことにしました。

あ、鍼灸院は通ってるし基礎体温は測ってますよ。

まぁ意識できる範囲で冷え性なんで冷やさないように一枚余分に着るくらいのことはしますけど、それも気が向いた時だけ。

氷入りの飲み物も飲むし、甘いものもたまには食べる。食べていい食品、避けた方がいい食品なんて大して考えないし、夜更かしして見たいテレビがあれば見る。カフェインもあんまり気にしてない。だからコーヒーも普通に飲むし妊娠できた時にまた考えればいいやくらいに考えています。

 

その生活でこの先、もし授かれなかったとしてもそれはそれで仕方ないと思っています。これ以上の事をすればストレスがかかって逆に良くないという私のボーダーラインがここなんです。

 

ボーダーラインをひくこと

長く妊活や不妊治療を続けたいなら完璧を求めてはいけないと思います。完璧を求めるとどんどんストイックになってほんとに仙人みたいな生活になってきます。

そんな妊活が全ての生活って本当に幸せでしょうか。何を我慢してでもやれることはすべてやって後悔のないようにしたい。それで子供が授かれるならいいじゃない。

そういう考えもあると思います。

しかし、それで子供が確実に授かれる保証はどこにもないですよね。

突き詰めていけば必ずそこに望む未来があるなら頑張りがいもあるかもしれませんが、そこまでしても授かれないときは授かれません。

それならちゃんと自分自身の楽しみや幸せも大事にしてあげた方がいいような気がします。

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そのために、ボーダーラインを引くことが大切だと思うのです。

ここまでは妊活を頑張る。ここからは自分の楽しみ。そういうボーダーラインがあった方が、結果的には長く続けることが出来るのではないでしょうか。

まぁ、私は緩すぎるのだろうなぁと他の妊活している方々のブログを拝読させていただいていて思いますが。どうやら自分に甘すぎるようです。

妊娠しやすい体を作るために出来ることは山ほどありますが、自分がやれることはその中のどれなのか、そういう視点で調べていったら楽しくなってくるんじゃないでしょうかね。

 

最近やたらと子育てしている夢をよく見ます。潜在意識の中ではもう子供産んじゃってるみたいです。早くその夢が現実になったらいいのになぁ。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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