看護師しながら不妊治療は出来るのか
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
今日は看護師ネタであり、妊活ネタです。
看護師という職業で不妊治療は出来るのか、についてです。
先に結論を言ってしまうと、「できます!」
むしろ、もしかして普通の仕事よりやりやすいんじゃないか⁉って思いました。
ではなぜそう思うのか、詳しく書いていきます。
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夜勤があることはメリット
普段は夜勤付きのこの不規則なシフトは辛いもの。
ゴールデンウィーク?はぁ?逆にスタッフ少なくなって大変なだけだし検査とか限られちゃうしで迷惑なだけなんですけど。とか思ってました。
年末も年始も両方休めるなんてことはあり得ないし、夏休み以外にまとまった休みなんてもらえません。
でもこれが不妊治療をするときには実は便利。
夜勤明けや夜勤前、平日休みなどなど利用できる時間が普通の会社勤めの人より多い!
体外受精の日程は変えられないけど排卵のタイミングを見るくらいのときは1日2日は受診する日をずらすことも出来ますしね。
自己注射が抵抗なくできる
体外受精をやるとなると必要になるのが自己注射です。ペン型、アンプル吸い上げシリンジタイプとありますがどちらにせよ看護師にとっては朝飯前。
自己注射に対するストレスが少ないのは看護師の強み。
私は同僚に打ってもらってました。自分でお腹に打つより人に腕に打ってもらった方が痛く無かったもんで。そういうのも便利だなぁって思いましたね。針のごみも病院で打てばすぐその場で破棄できちゃうし。
実際に仕事しながら通ってみたところ
私はタイミング法2回、採卵1回、2度の移植。検査の段階からカウントすると約1年通っていました。その間に夜勤の勤務変更を1回。あとは日勤をお休みしたり休みの位置をずらしたりしたのが3回。これだけ。
勤務変更が少なかったのは単なるラッキーだっただけだろうって言われるかもしれません。でも治療と仕事を両立しやすくするための工夫は他にもいろいろあります。
・通いやすい距離の病院を選ぶ
通勤と自宅からの距離とを考えた病院選びは大事です。そんなに数は多くないんですけどね、不妊治療の病院って。
・職場の同僚に協力を求める
不妊治療をしているとと周りに言うのは勇気がいるかもしれませんが事情が分かればみんな協力してくれるはずです。
・次の治療のスケジュールを分かる範囲で上司に報告
なんとなく来週あたりに受診になるだろうなとかの目星くらいはつくはずです。それを上司に伝えておくと上司もいろんなパターンの勤務変更を考えやすくなります。
看護師は不妊になりやすいか
私の周りの看護師の中には不妊治療をしている人が多くいました。
他の職業の人と比較したデータがあるわけではないので何とも言えませんが私の印象は多い気がします。
やはり夜勤によるホルモンバランスの乱れやストレス、夫婦の時間をうまく持てないなどの原因があるのではと思います。
だからこそ、一般企業が始めている不妊治療のための休暇制度とかを病院でも取り入れてほしいと思います。ただでさえ人手不足の医療の現場でこのような休暇制度が整うまでにはまだまだ時間がかかるんでしょうけどね。
これから不妊治療に挑む看護師へ
看護師っていつ何時どんな働き方も出来る。自分のライフスタイルに合わせて希望に合う職場はすぐに見つかる。だから辞めても大丈夫。
私も最初はそう思っていました。
でも、今病院勤務を辞めて派遣看護師をしてみて思うことは、働きやすい職場ってなかなかそう多くはないってことです。
三つの転職サイトに登録して3カ月だけ派遣で働きたい。家から30分以内で週に2日か3日くらいで扶養内で働きたい。そう希望してもなかなかいい職場はありませんでした。長期のパートなら案件はいくらでもあるんですがいつ妊娠するか分からない現状で長期パートに申し込む勇気はありません。
単発の案件はたくさんありますが毎回違うところで働くのは勝手がわからないし人が分からないしで全然効率的に動けずすごく疲れます。
これが現実なんだなぁって思います。
だから私は、今自分が働いている場所が働きやすい環境であるなら安易に辞めるのではなく、職場の上司とよく相談して不妊治療をしながら同じ職場で働き続けることをお勧めします。
不妊治療に専念して仕事を辞めてしまうと寝ても覚めても不妊治療のことばかり考えるようになってしまう恐れもあります。
ちょっとの期間、適度に働きたいと思ってもいい案件はあまり期待できません。
新しい職場だと人間関係も出来てないので配慮してほしいというのも言いにくいです。
だから、治療をしながら病院勤務は無理だと決めつける前に、やってみたほうがいいです。
というわけで、今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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