看護師やってるとこれだから辞められない楽しい4つのこと
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
今日は看護師やってて楽しいことを考えていこうかなと思います。
看護師って辛いんでしょ?きついんでしょ?大変なんでしょ?
確かにそうですよ。でも本当に辛くてきつくて大変なことしかないんだとしたら、誰も続きません。だから今日は、看護師ってこれだから辞めらんないんだよねーっていう楽しい部分もご紹介したいと思います。
本日のメニュー
ありがとうの言葉
ベタですけど、やっぱり患者さんやご家族からの「ありがとう」ってほんとにうれしいもんですよ。
学生の時に実習先だった病院にそのまま就職した私ですが、学生時代に担当させてもらった患者さんがわざわざ私が就職した病棟まで会いに来てくれたり、退院して何年も会ってなかった患者さんが私のことを覚えていてくれたり、もうそれだけで看護師やっててよかったなぁって思います。
「今日はあなたに担当してもらえてよかったわ。」と言ってもらえたら、もうにやにやが止まりませんよ。その言葉だけでご飯3杯いけます!
夜勤明けの達成感
夜勤は好き嫌いが分かれるところなんですが、私は嫌い派です。夜は寝るものなのにそれを無理やり起こしてなくちゃいけないってだけでも自分の体に負担をかけてるなって感じるし、夜中の急変程怖いものはありません。急変に当たりやすい「当たり屋看護師」の私としましては、いつ何時どんな急変に当たるか分かりません。
が、しかし!夜勤で唯一得られるもの。それが夜勤明けの達成感です。
明けない夜はない!と必死に頑張った後の朝日を浴びて外に出た瞬間の解放感たるや何とも言えません。夏は日差しが強すぎて解放感は一瞬にして溶けてしまうのですが…。夜勤明けに夏の日差しは厳しすぎるので。
とはいえ、その達成感と開放感に一時的に疲労感が麻痺してお買い物なんかに繰り出すと後で疲労回復せよという体からの要求とクレジットカードの支払い請求で後悔することになるんですが…。
高齢な患者さんの笑顔
どの病棟にもだいたいアイドル的存在になる患者さんがいます。80代以上の方でこじんまりとした体格でいつもニコニコしている感じのご高齢な患者さんの笑顔。これに看護師たちは胸キュンしてしまうのです。
高齢な患者さんの笑顔ってなんであんなに癒されるのでしょうか。いつまででも手を握っていたいと思えるあの笑顔、堪りません。
私は常々思っています。どうせ歳を取るならかわいく歳を取りたい!看護師のアイドル的存在になれるようなおばあちゃんになりたい!
これには体格というのも結構重要で小さいほうが看護師にとっても楽で愛されポイントの一つでもあるんです。私、身長は小さいのであとは横に大きくならないようにすればきっと手乗りばあちゃんになれるはず!
突き抜けた会話を繰り広げる患者さん
認知症の患者さん達との会話も楽しいことがいっぱいです。
「今は7月ですよ。」なんて教えても帰ってくる言葉は「今は昭和何年ですか?」とかね「この建物は空襲で焼けなかったんですか?」とかね。だいぶ昔で時が止まっていたりします。
はたまた私の顔を見て、「おー、○○子じゃないか!学校はどうした?」なんて言われたり。ご家族は「すみません、小学生の孫と勘違いしたみたいで…。」と苦笑い。
いくら私が小さいからって小学生と間違っちゃうってそりゃいくらなんでもねぇ…。
認知症の人同士のかみ合わないけどかみ合ってる奇跡の会話とかもあります。
「お宅はどこ出身なの?」
「私は東京ですよ。」
「あらそう、東北なのね。」
いやいやいや誰も東北って言ってないし。
「そうなんです。娘も近くに居るもんでね。」
認めちゃったー!東北って言われたのに認めちゃったよー!
「あら、娘はいいわよねぇ。うちもねー、息子がいるんだけどもう何年も会ってなくてね。」
いや、昨日来てたでしょ。ていうか、しょっちゅう来てるでしょ。
もうただ聞いているだけでもお笑いのテレビなんかよりセンスのいいコントを見ているような感じになります。
ただ時々お願いだからやめてって思うのが、夜中のラウンドの時とかに1人で患者さんのベッドサイドに行ったのに「そんな後ろにぎょうさん連れてきて、どうした?」とか言わないでー!怖くて後ろ振り向けなくなるでしょー!
ささやかなことに喜びを感じる大切さ
たとえば、点滴の投与が時間ぴったりに終わっていた瞬間とか、血管が難しくて同僚が取れなかった採血を一発で取れた時とか、気管に絡んだ痰を多量に吸引で引けた瞬間とか、日常業務の中にはささやかな「やった!」がたくさんあります。
そういうことに密かな楽しさや達成感や喜びをいかに感じられるかってとても大切なことだと思います。
これは看護師に限らず、どんな職種であれ楽しむ努力と言いますか、ささやかなことにでも喜びを感じて仕事をすることが出来ればどんな仕事もある程度楽しむことが出来ます。
仕事だから仕方ないと割り切ってやることも大切ですが、せっかくなら楽しんでやりたいじゃないですか。その方が精神衛生的にも絶対いいはずですし。
だからどんな仕事でも楽しんでやるって大切な気がします。
あなたも、せっかくなら自分の仕事を楽しんでやってみませんか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
宜しければこちらもお願いいたします。