天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

休みたいけど休めない人へ上手に休みを取る方法

こんばんは。

天使ママのお部屋へようこそ。

 

東京にも夏が戻ってまいりました。

久しぶりの暑さにもうぐったりですね。

さて、あなたは夏休み、もう取りました?

お盆期間に夏休みを取られる方も、そうではないタイミングで夏休みを取られる方もいらっしゃると思いますが、まさか、夏休みなんて取れないよーとかって感じですか?

 

私は今まで大きな病院で勤務していたので夏休みを交代で取ることが当たり前で、みんなそういうものなんだと思っていました。

でも今関わっている介護関連の職種の方々も、他の色んな職種の方々もどうやら夏休みって概念すらないような人もいるみたいなんです。

「もう何年も夏休みなんて取ってません。」

なんてセリフまで飛び出しちゃってびっくりです。

 

私が派遣で入っているデイサービスの職員さん達も、大抵の人たちが休みの日でも何らかの用事で来るって言うんですよ。そんなの休みって言わないでしょ?

休みたいけど休めない、のか仕事が好きだから休みたくない、のか周りが休んでないから休みづらい、のかまぁ理由は様々あると思います。

 

でも休みたくない人以外は絶対休んだ方がいいです。

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本日のメニュー

 

 

 

休むのが怖い⁉強迫観念はうつの始まりかも

日本人は特に、休むということに対してあまりよいイメージを持てていないですよね。勤勉であれ。たゆまぬ努力。継続こそ力なり。

こういった考えももちろん間違いではありませんが、行き過ぎると追い詰められます。

 

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休んだら間に合わない。みんな休んでないのに1人だけ休めない。残業をしてでもより多くの仕事をこなす人が認められている。

そういう状況だと休むに休めませんよね。

「休むに休めない」だったのがいつのまにか「休んではいけない」になり、「休んだら評価が下がるのでは」とか「休んだらクビを切られる」とかっていう強迫観念へと発展し、うつ病になったり過労死にもつながっていきます。

日本だけですからね、過労死なんていう概念があるのは。日本人の特徴と言わざるを得ないのではないでしょうか。

 

でも日本の社会も変わりつつありますよね。過労死の問題や仕事の忙しさでうつ病を発症し自殺をした人の問題がクローズアップされて休むことの大切さも訴えられるようになってきました。

社会も変わりつつある今、休むということに対して個人の考えも変えていくべきではないでしょうか。

 

休むということの大切さ

休むことの大切さってつい忘れてしまいがち。多少は無理がきくし、休まなかったからって今すぐどうこうなるわけでもないですからね。

でもいい仕事をするためには休むということがとても重要です。

 

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私も病院で仕事をしていた時、上手に休めていない時がありました。

そうすると毎日朝から疲労感があったし、すぐにイライラしてしまいました。そんな状態でいい看護が出来るわけもなく、余計に落ち込んでしまうんです。

それを取り返そうと一生懸命頑張るんですが、どんどん疲れがたまっていって簡単なこともすぐに忘れてしまったり、記録を書こうと思ってもうまく文章をまとめられなくて余計に時間が掛かってしまったり。

そういう時って、仕事がうまくいかないのは休んでないからだという考えにはなかなかならないんですよね。自分の実力不足だとかなんでこんなに自分はできない人間なんだろうって考えてしまって余計に苦しくなるんです。

 

でもそもそも人間の集中力はそんなに長くは持ちません。

本当に一つのことだけに集中できる時間なんてたったの2秒だと最近テレビで聞きましたが、まぁそれくらい集中力の持続なんてできないんですよ。

集中力が途切れた状態で仕事をすればミスも出ますし、いい仕事はできません。

より正確で生産性の高い仕事をするためにはオンとオフをしっかり切り替えて短期集中で仕事をする方が効率が良いんです。

このことに気付けるまでに結構時間が掛かってしまいました。若いうちは無理がきくし、休まなくてもまぁなんとかなっていたので休むことの大切さがあまりよくわかってなかったんですよね。でも次第に、無理がきかなくなってどこかに歪が生じてきたときに、ようやく休むってことの大切さがわかってきました。

 

休むことの大切さに気付くことが出来ず、いつまでも気合で乗り切ろうとするとどうなっていくでしょうか。

上手に休めないと脳は常に緊張状態です。次第に感覚は麻痺し、体調不良を感じていてもどうにかしようという意欲さえもなくなり、気が付けばすべてのことに対しての意欲がなくなり、うつ状態へとつながっていってしまいます。

 

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そうならないためには休まないといけません。

その休むという意味は身体を休めるということだけではありません。

心を休めるということが重要です。

身体を休めていても仕事のことを考えていては休んだことにはなりません。

じっとしていると仕事のことばかり考えてしまうのなら仕事のことを考えずに済むような何かをしていた方がただじっとしているよりいいかもしれません。

 

上手に休む方法

休めないと思っているといつまでも休めません。休むためにはどうしたらいいのかをまずは、考えてみましょう。

 

仕事の整理整頓をする

休めない人に理由を聞くと大抵「忙しいから」と言いますが、どうしたら忙しくなくなるのかということを考えていないことが多いように思います。

忙しいことを良いことと捉えているんですよね。

「ありがたいことに忙しくさせてもらってます。」は社交辞令だけにして、ちゃんと自分の休みを確保できる程度の忙しさにコントロールすることが大切です。

 

そのためには、まず仕事の全体像の把握が大事です。今目の前にある仕事をただただこなしていくのではなく、可能な範囲で全体像をつかみましょう。

そして期限のあるもの、ないもの、期限が近いもの、遠いものと分けていき、優先順位をつけましょう。

 

まずは仕事を整理することで休める時間を見つけることが出来ます。

 

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休みは予め確保する

休むのが下手な人はどうしても休むことを後回しにしてしまいがちなので、先に休む予定を入れておいたほうがいいと思います。

 

それは1日の間でもそうですし、1週間単位のスケジュールでもそうです。

納期が迫っている仕事があるからこの日までにこの仕事をやる!他の仕事はそれからでも間に合うなと判断して、納期が迫る仕事をうわーっと頑張ってやった後、間髪入れずに次の仕事に取り掛かるのではなく、いったん休憩をいれる。

休憩までをセットの仕事と考えてもいいくらいです。

 

有給休暇をとるのもいいと思います。

上司にここまでは責任を持って必ずやり遂げるんでここまでやったら有休をとりますというように予め申請しておいた方が人員配置の調整もしやすいですし、どこまで出来るのかが明確なので仕事の采配もしやすくなるはずです。

一番困るのが急に今日休みますとか明日休みますと言われることなので、休み方も上手に申請すれば文句を言われることもなくみんなが気持ちよく休めるようになります。

それに、誰かがそうやって上手に休みを取るようにすれば自然と周りにも伝播してよい風潮となっていくと思います。

 

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なんでもかんでも即時対応は必要ない

インターネットが普及しまくっている昨今ですからね、簡単に遠い相手とも連絡を取り合えるというのはとても便利です。

でもその分、常に対応しようと思えばできてしまうというのも考えものです。

もちろん、緊急性のあるものはすぐに対応すべきですが、すべての要望に対し即時対応する必要はないというふうに考えるべきです。

メールなんて本来、緊急性が低い時に使うツールだと思います。確かに、レスポンスが早い方が信頼が得られるというような考えもあると思いますが、そうであるなら確認してご連絡いたしますの一言だけ返せばいいのであって、内容にまですぐに対応する必要はなく、冷静に優先順位を考えるべきです。

 

休む勇気と断る勇気をもつ

上司から仕事を振られたとき、休みを削れば何とかできそうだから仕事を受けるというのはやめましょう。

休みを削ればできるというのは「できない」ことなんです。

上司に認められたい、自分が頑張ることで役に立てるなら、そういう気持ちも分かります。でもそれで認められてもどんどん自分の首を絞めるだけですし、その場では役に立ってもいつか自分が身体を壊して急に仕事が出来なくなったら迷惑をかけることになります。

休みを削らなければできない仕事は「できません」と断る勇気を持ちましょう。

 

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それと同じくらい大切なことは休む勇気を持つということ。

休むのに勇気がいる国民性ってなんなのってちょっと思っちゃいますが、実際そうじゃないですか?

周りが休んでないのに休みづらいとか気にしますよね。だから休むって勇気がいることだと思うんですよ。

でもその勇気をもってしっかり自分を大事にする時間を確保するということが元気に長くいい仕事をする秘訣にもなると思います。

 

わかっていてもできていないこと

ここまでそんなに特別なこと言ってないと思うので「そんなことわかってるよ」って思っていませんか?

「分ってるけど出来ないんだよ」と今あなたが思っているとしたらそれはなぜでしょう?

なぜできないのか、その理由をとことん考えてみると根本的な問題が見つかるかもしれませんよ。

休むってことに限らず、分かっていても出来なことっていっぱいありますよね。

それって結局、自分の行動を変化させるほどの動機付けが出来てないからなんだと思うんです。

タバコは体に良くないからやめたほうがいいということは分かっていてもやめられない。それはなぜか。体に良くないという実感が湧かないからかもしれません。

 

でも、初期の肺がんを見つけました。今なら手術で取り除けますが、タバコをやめないと再発のリスクはかなり高くなりますよと言われたらやめようって思いますよね。

それって自分にとってタバコをやめようと行動を変化させるだけの動機付けが出来たからなんだと思います。

分かっていても出来なことには出来ない理由があるはずなんです。

 

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休みたいけど休めないと思っている人には忙しいということとは別の理由が必ずあるはずです。それを自分で追及しないことにはいつまでたっても忙しくて休めないままになってしまいます。

取り返しのつかないような病気にならないうちに、休むということの大切さを実感してもらいたいなぁって思います。

 

さいごに

私は常に「まぁいいか」と諦めること、完璧を目指さないことを心がけています。そして休むことをおざなりにしないことも心がけています。

今私たち夫婦は起業というビッグイベントで休みもあるのかないのかみたいな状態ではありますが、それでも休むことは常に大切にしています。先日は1泊温泉にも行ってきました。休めないと思ったらいつまでも休めない。休みは自分で作るものと私は考えています。

いい仕事をするためにも、効果的なお休みをとっていつまでも心身共に健康で働き続けられるようにしましょう。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

宜しければこちらもお願いいたします。

 

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