天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

流産しても見つけることのできた夢とは

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

 

突然ですが、あなたの将来の夢はなんですか?

子供のころには当たり前のようによく聞かれた将来の夢。

でも大人になると自然と将来の夢なんて語られなくなるし、思い描くことも忘れてしまいがち。

私は子供のころ、看護師になるというのが夢でした。

でもその看護師になるという夢が叶った後、次の夢が見つからないまま10年以上の時が流れてしまいました。

本当ならこういう看護師になりたいというような具体的な看護師像を思い描いてそれに向かっていくのかもしれませんが、私はなかなか具体的な目標を見つけられず、気が付けば人に勧められるがまま管理職へと流れついていました。

私が具体的な目標を見つけられなかったのは、そもそも看護師を目指した動機が不純だったからかもしれません。

 

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本日のメニュー

 

 

私が看護師を目指した理由

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私が看護師になりたいと思ったのは中学生のころ。

その頃両親の不仲は悪化の一途を辿っており、私は将来自分が結婚するということにいい未来を想像できませんでした。

私は一生独身でいい。そう考えており、女性が一人で一生生きていくとしたらどんな職業がいいだろうかと考え、看護師が浮かんできました。

人の役に立ちたいとか、病気の時にお世話になった看護師さんに憧れてとかそういう事は一切なく、一生食べていける資格を取るという気持ちだけで選んだ仕事です。

 

それからはもう看護師になること一直線。

高校を選ぶのも看護学校の指定校推薦がある高校という基準で選択し、且つ指定校推薦を取るために私の成績でも上位をキープできるであろう高校を選びました。

おかげで無事、看護学校への指定校推薦を取り、看護学校へ進学し看護師になりました。

 

見失った目標

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中学生のころからただ一心不乱に看護師になるんだという気持ちだけで続けてきました。だからこそ、看護師になるという目標を達成した後、次の目標が見つけられないというか、もう満足しちゃったんですよね。

 

よーし、看護師になったぞってことでそれで満足。

憧れも何もないからこういう看護師になりたいとかこんな風に仕事がしたいとかそういう気持ちがあまりなく、ただ今の生活がこのまま続けばそれでいい。

そんな感じで仕事をしていました。

 

しかし、組織の中ではそんなことばかりも言ってられないわけで。

上司からはどの道に進むか決めなさいと言われ、どれもこれも興味が持てずどうしようかと思っていたら勧められるがままに管理職となったわけですね。

こんな管理職、ダメダメですよね。

 

私が見つけた新たな目標

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そんな私ですが、一旦仕事を辞めて専業主婦をやってみると、すぐに退屈しちゃうんですよ。

あれほどゆっくりしたい、のんびりしたい。ダラダラしたい。と願っていた生活を手に入れたのに、結局ランニング始めてみたり、一人で出かけてみたり、動いちゃうんですよねぇ。

どうやら私は家でじっとしているというのはあまり長くはできないらしいということが分かりました。

 

そして、これもまた流れで夫婦で訪問介護事業所を立ち上げる次第となった今日この頃なんですが、介護の世界はまた看護とは一味違う世界のようです。そこに看護師の免許を持った私がぽつんと入っていくわけですが、まぁ珍しいですよね。

介護の方々のお給料と看護師のお給料はやはりかなり違いますので看護師がわざわざ介護職に就くということはまぁまずないでしょうからね。

まずは、「え?なんで?」て思われるんだろうなぁと思います。

 

完全に成り行きでここまで来ましたが、そんな中で少しずつ新たな夢も見えてきました。私たちが作る事業所をこんな風にしていきたいとか、看護師の免許も活かせるサービスを打ち出していきたいとかね。

せっかく珍しい看護師のいる訪問介護事業所を作れるわけですから、それを活かした事業所にしていきたいなぁなんてね。

 

流産しても見えてきた未来

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去年妊娠した時、こんな未来が待っているなんて夢にも思っていませんでした。

流産は本当に悲しい出来事です。

今の現実と、双子を産み育てている未来ならもちろん子育てしている未来を実現したかったけれど、それでも流産という大きな出来事がなかったら夫婦で訪問介護事業所を立ち上げようなんてこと考えもしなかったわけです。

 

私の体に宿った小さな二つの命が私たちの未来を変えてくれました。

今のこの現実はこれはこれでとてもいいと思っていますし、再び夢を持って目標に向かって人生を歩んでいくということが出来るとは思ってもいませんでした。

 

双子ちゃんたちは私に忘れていた将来の夢を持つということをやらせてくれました。

双子ちゃんたちの生きた証は、私たち夫婦の未来を変えるという形で確かに存在しています。

 

今、流産の悲しみに絶望している人でも、なぜこんな辛いことが自分の身に起こるんだろうかと思っている人も、きっとおなかの赤ちゃんが生きた証があなたの人生を変えてくれると思います。

 

全ての出来事には意味がある、と私は思っています。

いつかはこのことを教えに来てくれたのかもしれないなと思える日が来ると思います。

そう信じて、また今日という日を過ごし、明日という日を迎えていきましょう。

流産しても、あなたが生きている限り、人生は続きます。

 

今日も最後までお付き合いいただき有難うございました。

宜しければこちらもお願いいたします。

 

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