天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

看護師の中間管理職に就く魅力と大変なポイントについて

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は昨日の続きになります。

私が担っていた看護師の中間管理職の実務実態について昨日は書きましたが、今日はその魅力をお伝えしたいと思います。

中間管理職なんて責任ばかり重くなって全然魅力的ではないと考えているそこのあなた。管理職にだっていいことはあるんです。たぶん。←弱気

だって!魅力がなくちゃ今管理職頑張っている人たちがかわいそう!

だから今日は管理職の魅力と管理職の大変さ。この二つについて書いていこうと思います。

 

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管理職の魅力ってなんだろう

ざっと考えただけでもなんだか大変そうな管理職。

私も4年近くやってきて大変だったというのが一番の感想です。

 改めて魅力は何なのか絞り出してみたいと思います。

 

人間関係が広がる

平の看護師だった時は病棟の中でしか人間関係が築けなかったものが管理職になると他病棟の人との交流や看護職以外の病院スタッフとの人間関係を築くことが出来ます。

これは大きなメリットでしたね。こういう事で困ったことがあったらこの人に相談するとかこういう事で分からないことはあの人に聞こうとか。向こうも副師長だと知るとある程度話聞いてくれるし(笑)

他の病棟の副師長さんとのつながりも出来るから他の病棟ではこういう時どうしてるのかなとかそういう情報交換もできるようになりました。おかげで人それぞれの考え方を知ることで視野が広がったような気がします。

 

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人間性を磨くことが出来る

まぁ曲がりなりにも上に立つものの端くれになるわけなんで、看護師の教育をしたり、病棟をより働きやすい場所にしようと取り組んだり、そういう経験から自分自身もいろいろ学んだり新たな一面を発見出来たりできて少しは成長できたかなと思います。

一番大事なのは自分の感情をコントロールすることだろうという結論に至りました。アンガーマネジメント、これに尽きるなと。もうなんかね、今振り返ると日々怒ってた気がするんですよ。全然マネジメント出来なくて。これが出来る人がほんとに上に立てる人なんだろうなぁ。

上司の機嫌を伺いながら仕事するなんて絶対嫌ですよね。私も嫌でした。だから自分は絶対そんなことはないようにってそう思うんですけどなかなか難しい。しかも一回怒りのスイッチを入れてしまうと次から結構簡単にスイッチが入ってしまうようにもなるんですね。もう少し、人生経験を積んでから管理職をやったら違っていたかなぁ。どうかなぁ。今もう一度やったら少しは違うかもしれないなぁ。あれだけのことを乗り越えたんだから、こんなことくらいじゃ怒らないわよって海よりも広い心が持てるだろうか・・・。

 

給料が上がる

これはですね、あなたの働く施設ではどのようになっているかによって魅力になるかどうかは変わります。

私の働いていた病院に副師長の管理職手当はありませんでした。なので私にとっては魅力になりませんが、副師長や主任にも管理職手当が出る病院もたくさんあります。ただし、あるのが当然というわけではないので、予め確認しておく必要があると思います。

 

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ここが大変だよ管理職

魅力より大変なことの方がたくさん思い浮かぶんですが、何が一番大変なのかを考えていきたいと思います。

 

大きな責任の重圧

これこそが一番です。最も大変なポイントです。看護師というだけでも責任重大なのに管理職ともなればその責任はもっと増える一方です。

何か問題が起きたらすぐ報告書。とにかく報告書。一体何枚の報告書を今まで書いてきたことか。患者さんやご家族に謝罪し、部長室に行って謝罪し、謝りっぱなし。

同じミスが起こらないよう、改善策を考えてあの手この手と試行錯誤しますが人為的ミスというのは永遠にゼロにはならないんです。起こるものなんですよね。でもそれを未然に防ごうという努力は大切です。常に若手の行動に目を光らせ、何気ない会話にも聞き耳を立てて神経をすり減らしながら仕事をしていたような気がします。

それでも自分がいる時間帯に何かミスが起きると深く落ち込みます。なぜ、キャッチできなかったのか。もっとうまい仕事の采配をしていればミスは起きなかったんじゃないかと考えてしまいます。

 

人間関係

私は深く考えすぎていたのかもしれません。

管理職になるまでは気軽に先輩でも後輩でも誘って飲みに行ったりプライベートで遊びに行ったりしていました。独身の時なんか家でご飯を食べることはほとんどなく、常にだれか誘って外食していました。

しかし、管理職になって考えてしまいました。上司にご飯誘われるって嫌かなぁとかパワハラかなぁとか。何気ない会話の中でもこんなこと言ったらパワハラだと思われるだろうかとかそんなことばかり考えてしまって気軽に飲みに行こうなんて誘えなくなりました。しかも私は下戸なんで、飲みに行こうと誘っても私はずっとシラフのままだし。そんなんじゃ益々面白くないかなとか。

はたまた、個人的にご飯に誘ったりしたらあの人ばっかりひいきしてるとか思われないかなとか、もう考えすぎだよ!て言われたらはい、そうですねとしか言いようがないのですが。

 

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何でもできるでしょ的な周りの目

管理職に就くくらいなんだから当然何でも知ってるし何でもできるよねみたいな感じがあるんですよねぇ。まぁ、そう思われるのも仕方ないと思うし自分だって平の看護師だった時はそう思っていたし。でも看護師経験8年目、しかもずっと整形外科に所属していた私の経験や知識は偏ったものでしかなく、当然何でも知っているはずがない。

でも聞きずらい!でも聞かなきゃ始まらない!

私の場合、一緒に副師長をやっていた先輩が学生時代からの先輩で元々顔見知りだったこともあり、ものすごーく助けてもらいました。同じ立場の人がいたからこそ、そしてその人がとても親切にサポートして下さったからこそなんとかやってこれた気がします。人に恵まれすぎなくらい恵まれてきた人生です。

 

まとめ

看護師の管理職の魅力、少しはお分かりいただけたでしょうか。

どんなキャリアを積むにしたって、大変なことは山ほどあるんです。だから結局は自分がどうなりたいかに尽きるんですよね。自分がやりたいことであれば多少大変なことだって乗り越えられるはずです。私はやりたかったわけではなく、ただ流されただけの結果ですが、それでも今思えばやって良かったなと思っています。いろんなことを学べたし、いろんな人と出会えました。決して悪い経験ではありませんでした。

働きやすい職場を作りたい、みんなを引っ張っていけるようになりたい、そういう理想がある人は管理職にも向いているのではないでしょうか。

起業してゼロから作っちゃうっていう手もありますが(笑)

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

宜しければこちらもお願いいたします。

 

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