人に意見を伝えるという事の難しさ
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
今日はまずは何気ない私たち夫婦の会話から。
男女の考え方の違いというか、すれ違いというかそういう話よく聞きませんか?
よく言われるのが女性の相談にアドバイスを返してはいけないってやつ。
女性が相談するときはその答えが欲しいんじゃなくて、ただ聞いてほしいだけってこと。ケースバイケースだとは思いますけどね、まぁ心当たりがなくもないですよ。
例えば先日の私たちの会話。
私「最近、ブログの読者登録が増えないんだよねぇ。どうしてだと思う?」
夫「もっと他の人のブログ見に行って☆付けたりした方がいいんじゃない?」
はい、この答えね、女心を理解するテストだと赤点ですよ。
この時の私の期待した答えはこうです。
夫「毎日コツコツ記事を書き続けるだけでもすごいよ。よく頑張ってるよね。」
一見全く私の質問の答えになっていないように思えます。
しかし!私の質問の裏には認められたい欲求が潜んでいるのです。
何故ブログの読者が増えないのかの意見を言う前に、一旦認めてほしいという気持ちがそこにはあるのです。
はい、めんどくさいと思ったそこのあなた!そんなことでは女心を理解できませんよ。
え?出来なくていい?またまたそんなこと言って。
ただこれね、女性だけじゃないと思うんですよ。
人に何かを意見したい時にいったん相手を認めてあげる発言をしてから自分の考えや意見を述べた方が相手に受け入れてもらいやすいというのは自分の経験上でも実感していることです。
自分の意見を伝えるという事でいうと、ブログも然り。
最近私のブログ記事でいわゆるバズったというやつですか?突如一日のアクセスが1500PVになった日がありました。
これは何事か⁉と思ったところ二つの記事が急激に読まれていました。
一つはその日に挙げた記事。
もう一つはもうずいぶん前に書いたこちらの記事でした。
その日に挙げた「日本人の間違った美徳「あれ、やっておきました」」の記事は私の記事の中で過去最高の数のブックマークを頂きましたが、初めて少し批判的な意見も受けました。タイトルに「日本人」とまで語ってしまったからでしょうね。誰にでも当てはまるのかと言われたらそうではないし、仕事を手伝ってもらうのはありがたいでしょうという意見でした。
もちろん、その通りで誰がやってもいいような備品の補充なんかは率先してお手伝いしてほしいです。うまく伝わらなかったなと思ったのは、人の仕事を手伝う事がいけないと言いたかったわけではないんです。手伝う時に黙ってやることがいいことだと考えている人がいるけどそうじゃないよ、ちゃんとコミュニケーションを取ってからやった方がいいよってことを言いたかったんです。
そして、なんでもかんでも手伝うのではなく、誰がやってもいい仕事とその人が責任を持ってやり遂げなければならない仕事を区別するべきだと言いたかったんです。
それは私の個人的意見であってみんながみんなそう考えているわけでもないのに、それをあたかもすべての人に当てはまるかのように書いてしまったことが多少の反感を買う事になったのかなと思います。
でもおかげさまでブックマークをたくさんしてもらっってたくさんの人に読んでもらえたのはよかったです。ありがとうございました。
一方、ずいぶん前に書いた「看護師になってほしいと望む前に」はツイッターでとある方に取り上げてもらったところその方はフォロワー数がとんでもない数の方でリツイートもたくさんされました。そのおかげでTwitterからびっくりするくらいの流入アクセスがきました。この二つの出来事が同じ日に起きたので相乗効果でとんでもない数のPVにつながりました。
この記事を改めて自分で読んでみたらすごーく気を遣って書いていたなって思いました。誰も傷つけないように、誰も不愉快な気持ちにはさせないようにしつつも、自分の意見を伝えたい。そういう感じがしたんですよね。だからこそ、たくさんの方に共感してもらえたのかなぁって思いました。
その昔の記事を読んでちょうど同じ日に書いた自分の記事と比較してみて、最近の私の記事は人を不愉快な気持ちにさせないようにする配慮に少し欠けていたのかなって気付かされました。その日にアップしたほうの記事だって別にバズらせようなんて気はまったくありませんでした。意図して反感を買うような記事を狙って書いたのであれば成功したと言えますが、そんなつもりは全くなかったんですからいくらPV数があってもそれはちょっと違うんですよね。
ネットだから、誰が書いているか分からないのだから何を書いてもいいというわけじゃないし、寧ろどんな人が書いているか分からないからこそ細心の注意が必要だよなって思います。自分が伝えたいことが正確に伝わらなかったらなんにもならないし。
大切なのはバランスだと思うんです。どんなにいい意見でも偏った意見は必ず反感を買います。もちろんそれを狙いに行くのはアリだと思います。ネット上で議論をしていろんな考え方を戦わせるのはそれはそれで有意義だと思います。
でも、それを狙ったわけではないなら不用意に人を傷つけてしまう可能性もあります。自分の意図とは違うところで間違った意見として受け止められてしまうことがないように、やはり言葉は細心の注意を払って選んで正しく伝わるよう努力をしていかなければなぁと思いました。
今日は以上!何気ない夫婦の会話から初めてのバズった記事のお話でした!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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