長野といったらこれ!定番の地獄谷とそば打ち体験をやってみた
こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。
昨日に引き続きの旅行ネタでいきますね。
今日は、長野の渋温泉に行ったら定番中の定番の観光コース。
地獄谷とそば打ち体験の事を書いていきます。
渋温泉に行くと、やっぱりここは外せないよねというのが地獄谷の野猿公苑です。
よくサルが温泉に入っている映像見ますよね。そこです!
そして、そば打ち体験。
主人は前回の伊豆旅行で陶芸をやっていいものが出来たからって旅行に行くと何か体験型の思い出作りをしようとするようになりました。
今回はそれがそばだったようです。
でも私も案外、楽しんで作ることが出来ました。そば打ちは奥が深いですよ。
では、早速行きましょう!
本日のメニュー
地獄谷野猿公苑
渋温泉から約3キロ。車で山道をくねくねと登っていくと10分くらいで着きます。
駐車場代は500円。そこからさらに10分くらいかけて歩いて山を登ります。
足元はところどころ温泉が湧いている所なんかもあったりして、あまりいいとは言えませんので運動靴がおススメです。
早速、サル登場!
登っている途中からすでにサルは登場します。
ですが、不運なときは一匹も見ることが出来ないこともあるそうです。
おサルさんと会う時の注意点
食べ物を見せてはいけません。食べ歩きは危ないですよ。
盗まれますからね。お猿さんたちは超人慣れしまくっていて全くビビりません。
一応、野生らしいんですが。
かばんもしっかり持ってないとひったくりに遭うそうなのでお気を付けください。
野生なので近づきすぎると攻撃してくることもあるそうなので撮影の時は注意してください。私もサルにそっと突き飛ばされました(笑)
いよいよ入園
登りつめたところに、建物があって、そこで入園料を支払います。
ぶっちゃけそこまでですでにかなりのサルに出会えてるし、もういいんじゃないかななんて思わなくもなかったのですが、温泉に入っているサルを見るにはここを通らないといけないらしく、せっかくなんでお邪魔することにしました。
入園料800円でぶっちゃけ高くない⁉ってちょっと思っちゃいましたよ。
サルは温泉に浸かっているのか⁉
そして、ついに、温泉に入っているサルたちに出会えるんだと期待に胸を膨らませ、歩くこと3分。
うーん、入りそうで・・・入らないんかーい!
これね、4月だったんですがもうサルが温泉に入るにはあったかい気候なんだそうでもう入らないんですって。
てことは、完全な真冬しか入らないんでしょう。
しかし、ここまでの道のりは雪のない状態でも結構大変だったけどこれ真冬の雪道でここまで来るのって相当大変じゃないか?それなりの装備がいるだろうなぁなんて思いました。
こちらの地獄谷公園、バスで来ますと徒歩30分でもれなく山歩きです。
欧米人っぽい感じの観光客の方々はみんな山登りしてましたね。
中国人より欧米人の方が断然多かったのが印象的でした。
初めてのそば打ち体験
長野と言えば信州そば。そば打ち体験がやってみたい!というのでやってみることに。当日の予約でもいけるよねなんて言っていたんですが、当日の朝ネットを調べてみるとどこもかしこも前日までにご予約をってなってる。
とりあえず電話してみようということで電話したのがなぜか観光協会。
でも親切な観光協会の人が「はちのこ」さんだったら当日でも受けてくれると思うよと教えてくれたので、そこに電話したら即OK。
ということで、こちらです。
手打ちそば工房はちのこ
普通のご家庭にお邪魔しましたみたいなかんじのところで畳の手前の部屋にこたつ。奥にはそば打ち台とそばを挽く臼があります。
元気なおばあちゃんがちゃきちゃき教えてくださいました。
そば打ちはまずそばの実を挽くことから
石臼でそばを挽くってすごーく重労働なんです。
腰が痛くなりそう。
昔はこれが子供の役目だったなんて言うんだからそりゃ逞しく育つわぁ。
石臼で実際に挽いたのは半分くらい。残りの半分は事前に挽いて置いた粉を使います。なので、前日までの予約が必要なんですって。あんまり挽いて時間が経った粉は美味しくなくなっちゃうので。
そばのつなぎって何か知ってます?
そばのつなぎはさて、なんでしょう。
小麦粉?中力粉?強力粉?
自宅で作るときはそういった粉を使いますが、昔ながらの作り方は実は違うんです。
その名も「ごんぼの葉」
植物の葉っぱなんです。
写真、撮れなかったんです。なぜならそのとき、我々の手はそば粉まみれだったから!
オヤマボクチという名前の植物でこの葉っぱをそーっと割いてみると細かい繊維の糸が見えるんです。
この葉っぱを細かくして繊維だけを取り出します。それをそば粉とお水と混ぜて使います。
そばを「打つ」とは?
木臼の中でこねてひとまとまりの粘土のような状態になったところで麺棒を使っていよいよそばを広げていきます。
主人は得意げに、「趣味で時々パン作りするから麺棒は使ったことあるんですよ。」なんて言ってましたけどね、その時は何も言いませんでしたが、今だから言いたい。
2年くらい前に2~3度作ったことがあるだけでその言い草‼!!
さて、話を戻しましょう。
麺棒を使ってそばを伸ばしていくのですが、このとき麺棒に巻き取っては台に打ち付けて伸ばしていくんです。
だからそば「打ち」って言うんですって。
リズム感が大事です。麺棒に巻き取りながら伸ばし、麺棒ごと台に打ち付け、また広げる。これをテンポよく繰り返すのですが、うちの主人はリズム感が残念ながらありません。やってることは間違ってないのになんだかうまくできていない・・・。
そばは切るより削る!
そしていよいよそばを切る段階まできました。普通の包丁とは違うそば用のめん切り包丁が登場。
これもね、写真撮ればよかったなぁ。
私は左利きなんですがそしたらちゃんと左利き用の包丁まで準備して下さって至れり尽くせり。左利き用は右利き用よりお値段お高いんですって。
しかし、このそばを切る工程が最もうまくできませんでした。
力が入りすぎていて麵を押しつぶしてしまうのでお布団のように折りたたんだその折り目のところでそばが切れてしまうんです。
何度やってもうまくいかず。
しきりに、麺を切るというより削るイメージよと言われましたが、全然イメージ通りにはいきません。
太くなっちゃうも何も太くてもちゃんと切れないんだからどうしようもありません。
半分くらいはプロに切ってもらいましたが私たちが切った部分は悲惨な状態。
遂に完成!手作りお蕎麦
とにもかくにも、なんとか出来上がったおそばをその場で茹でて出してくださいます。
それがこちらです。
ちゃんと細く切れているのはプロの技ですよ。
私たちが切ったのはこのもちろん太ーくなっている部分です。
いくつかのおかずやブドウで漬けたお新香なんていうなんとも珍しいお漬物も頂いてお値段2000円はお安いですよ!
プライスレスな体験が出来て、そばについて勉強も出来て、美味しくおそばを食べられてお値段2000円ですもん!
当日予約でも対応してくださいますが、これからの季節は粉がすぐにダメになっちゃうのであまり予備を挽いておけないそうです。
なので団体だと当日は対応できないので前日までにご連絡したほうがいいですよ⇓
そば打ち体験民宿はちのこ | infoやまのうち Official Site
おわりに
実は、この地獄谷からのそば打ち体験って外人さんの観光コースの定番なんですって。新幹線で日帰りで来てこの二つをやって帰るって人もいるんだとか。
そば打ち体験はだいたい1時間から2時間くらいだし、10時から14時くらいでこの二つができて丁度いいんでしょうね。
渋温泉は温泉入り放題で充実しているし、また絶対行きたいなと思わせる場所でした。
子供が出来てある程度大きくなった時、食育の一環としてそば打ち体験をさせたいなぁとかそんな妄想をする今日この頃でありました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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