天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

長期化する不妊治療との上手な付き合い方

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は、長引きやすい不妊治療についてです。

私の場合、初診から最初に妊娠が成功するまでに約10カ月。比較的早かったですね。これで早いって言うんだからふつうはどんだけなの?って思われますよね。

しかも私の場合、流産してしまったわけですから最終的なゴールにはまだ行きついていません。今は自然療法を取り入れてゆるーく治療を行っています。

 

ちょうど、去年の今頃妊娠が発覚しました。あれからもう1年が経つんですね。

当時は嬉しさと不安が入り乱れたなんとも複雑な心境ではありました。

双子ちゃんだと分かってからは更に不安が大きくなり、出血が出て入院してからはどんどん不安も大きくなって過度な期待をするのはよそうと思っていました。

常に、流産するかもしれないという気持ちを持つようにしていました。

でも、安定期に入りようやく出血もしなくなってやっと少し安堵した矢先の流産。何が安定期だこの野郎!って気持ちです。

もうすぐ不妊治療を始めて2年が経つんですが、不妊治療はこのように長期化しやすいものです。

この長期化する治療とうまく付き合わないと、心ばかりがすり減ってお金も失って後に残るものは何もなしってことになりかねないので、今日はそんな不妊治療とのお付き合いの仕方について書いていこうと思います。

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本日のメニュー

 

 

治療期間はどれくらい?

まずは2年くらいを目安にというのがよく言われること。

不妊の原因は未だ解明されていない部分も多くありますし、どうしたら妊娠できるかは医師にもわからないことが沢山あります。

それに加えて妊娠のチャンスは月に1回程度。年間で12回しかチャンスはないわけですから治療そのものも1度ダメだと次は来月。しかも採卵なんかする場合には2ヶ月くらい準備期間もあったりするし、採卵の後は体を休めるために移植をお休みさせたりすることもあるから尚更治療のペースは遅くなります。

移植しても成功するかどうかは神のみぞ知るといった感じです。こうした理由から不妊治療は長期化しやすいと言えます。

ただ2年くらい経つとだいたいほとんどの治療もやりつくすのでそれで結果が出なかったとき、一旦お休みしてみようかと考える時期にもなります。

 

不妊治療とうまく付き合うためには

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最初の区切りが2年だとしても、その2年って一言に言っても長いですよね。季節が二周するわけですから。私も初めて不妊治療の病院に行った日の事なんてもう遠い昔の事のように感じる長さです。

この長い長い期間をうまく乗り越えるためにはどんなことをしたらいいでしょう。

 

自分にあった気分転換方法をみつけよう

長期化する不妊治療とうまく付き合うためにはまず気分転換が必要です。

適度に気分転換をしてストレスを溜めすぎないようにしましょう。

といっても、気分転換できる方法は人それぞれです。

不妊治療とは関係のない趣味を持つのもいいし、旅行に行くなどして環境を一時的にでも変えてみるというのもいいかもしれません。

私のように治療法を思い切って変えてみるというのもいいと思います。そこまでしなくとも、病院を変えることが可能であれば変えてみるのもいいですし、同じ病院に通いながらも自然療法も取り入れるというのもいいですね。

先日ご紹介した通り、自然療法にもたくさんの種類があるので自分に合った自然療法を見付けられるよう色々試してみるのもいいですね。ただ、お金の心配がありますが・・・。

私はカラオケが大好きなので週に1回は一人でカラオケに行って思いっきり歌います。これはリーズナブルだし簡単にできるから私の中ではベスト気分転換法です。

 

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治療を休む勇気を持つ

「今回はダメだったけど次こそはいけるかもしれない。」

「ここで諦めたら二度とチャレンジできなくなるかもしれない。」

そんな思いから、なかなか不妊治療を休むことさえ出来ない人もいます。

私のように、流産を経験すると尚更かもしれません。一度妊娠できた実体験があるからこそ、自分だって妊娠できるんだという確信からなかなか治療を中断することが出来なくなるのです。

年齢との闘いもありますから休んでる暇なんかないって思う人もいると思います。

でも、その焦りが逆に自分を追い込んでストレスとなり不妊の要因にもなるということは忘れてはいけません。心にゆとりがないと、絶対にいい結果は現れません。

少なくとも、心のストレスが身体の症状として現れているような状態になってしまったら一旦お休みしましょう。

 

周りの言葉に惑わされないで

「子供はまだなの?」

「子育てって大変だけどいいものだよ」

相手にそんなつもりはなくても何気ない一言にぐさぐさ刺されることってありますよね。言葉でなくても、自分より後に結婚した人がどんどんお母さんになっていったりして。私もどんどん年下の子たちに追い抜かれていますよ(笑)

Facebookなんて常に子育ての日常が溢れていますし、久しぶりに連絡とった友達が実は今つわりで・・・なんて話をされたりすることもしょっちゅうです。

自分が不妊治療や流産を経験しているからつわりの時期にそんな公表しちゃって大丈夫?なんて余計な心配してしまったり。

 

でも、自分の周りの人たちがどれだけ結婚ブームだろうと妊娠ブームだろうとそれはそれとして受け流さなきゃやってられません。

そういった周りの言葉や状況の変化にいちいち反応していたら2年なんていう長い年月の治療には耐えられません!

 

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1人じゃないという事を実感して

夫婦での協力はまず不可欠ですが、同じように治療に取り組んでいる仲間がいるという事を忘れないでください。こうやって誰かのブログを読むこともいいですし、共感出来たらコメントしてみてもいいと思います。ブログって相手がどこのだれか分からないからいいんです。その方が素直になれることもたくさんありますよね。

顔も本名も知らないけどこの空の下にはたくさんの仲間がいるんだって思ったら心強くなりますよ。私もブログ始めて本当に良かったなって思っています。

 

ストレスは妊娠の敵

とにかくどこででも言われていることですが、ストレスは妊娠の敵です。男性であれ、女性であれ、ストレスによってかなり妊娠の成功率は左右されます。

2年もの間、ストレスを抱えることなく治療を続けられるかといったら無理でしょうね。ストレスを感じない考え方にシフトするようになんて言われたってなかなかうまくいくもんでもないでしょうし。

治療期間だって2年で区切られるかどうかなんてわかりません。3年でも4年でもずっと続けていく人だっています。あくまで2年というのは目安ですから。

その長い期間をいかにストレスを少なくして過ごせるかというのが大切です。

時には仕事を変えてみるとか、辞めてみるとか、思い切った生活の改革も必要かもしれません。ご夫婦でよく話し合って日々の生活も大切にしながらゆるーく治療を続けられるのが一番だと思います。

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まとめ

不妊治療って通うのも大変だし、診察台に乗るのは嫌だし、お金もかかる。それでいて100%の保証なんてどこにもない。いつ終わるともわからないし、結局失ったのはお金だけで何も残らなかったなんて結果にならないとも限らない。

でも、いつか自分も小さな我が子をこの手に抱ける日がきっと来ると信じて毎日頑張っているんですよね。そう信じて頑張っている人みんなが望む結果が得られたらいいなって思っていますがそのためには出来るだけ上手に治療と付き合っていく必要があります。

不妊治療に疲れたと思ったら一度立ち止まって、ゆっくりしてみましょう。何も考えず、やりたいことだけをやるそんな日々も必要だと思います。結果が付いてこなくても、あなたが頑張ってきたことにかわりはありません。努力だけでは叶わないからこそ、命は尊いのだと思います。

私もいつかまた、子のお腹に新しい命を宿せる日が来ることを切に祈っています。

一緒に頑張りましょうね。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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