天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

ふりだしがさがるってあるの?

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は風が強い。暖かい。花粉が飛ぶ。

もうすぐはーるですねぇ。

 

 

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そんな感じで季節はめぐっているわけですが・・・・・・

私はいったりきたりで「めぐる」というより「もどる」という感じで

しかも「ふりだしにもどる」みたいな。人生はすごろくか。

 

これぞ妊活すごろく。

どこが悪いのか検査をした→ひとマス進む

体外受精のために採卵をした→ひとマス進む

受精卵が三つ出来た→ひとマス進む

一回目の移植をした→ひとマス進む

結果だめだった→ひとマス戻る

二回目の移植をした→ひとマス進む

結果妊娠した!→ふたマス進む

流産した→さんマス戻る

癒着胎盤で死にかける→ふたマス戻る

子宮に傷が残り、仕事も退職→ふたマス戻る←今ココ

 

・・・ん?ふりだしが・・・下がってる!

 

 

 

 

2月上旬

子宮鏡という検査を受けました。

胃カメラの子宮バージョンです。子宮の中にカメラを突っ込んで中の様子をみてみようというやつです。

 

どうやら私の子宮の入り口はしまりが悪くなっているらしい。

子宮の中を見やすくするために水を入れて子宮を膨らませるんだそうですが入れても入れても出てきてしまう。カメラのわきからびしゃびしゃと漏れ出てきてしまう。

 

ということで結果は・・・

なんもわかんねーってことでした。

私の子宮はキズモノです。

そのキズがどうなっているのかどんなものなのかエコーだけで得られる情報には限界があって、このまま次の妊娠をしたときにこのキズ部分に胎盤が出来てしまったら今度こそ子宮は没収されるわけで。

 

はい、妊活は無期限延期ですってことなんですね。

そこで問題となるのが身の振り方ですね。

私は前の職場を産休前に病気休暇で休んでそして流産。戻ってきていいと言われましたがお腹が大きくなっていたことをみんなが知っていて何が起きたのか一目瞭然であり、それを説明するのもされるのもお互い苦しいわけで。

 

更に当時の私は職場のみんなにいっぱい協力してもらったのにこんな結果になってごめんなさい。という気持ちになっておりまして。

 

ということで退職したわけです。よってただいま専業主婦。憧れの専業主婦。お嫁さんになったらやってみたかった専業主婦。でもこんな形でなることは望んでなかった専業主婦です。

この生活も好きです。でも少し罪悪感もあります。もう体は元気なのに働かないということに。

 

先が見えない停戦状態の今にどう向き合ったらいいのか。

悩ましい限りです。

 

二人で生きていくという選択肢もあるのでしょう。

それはそれで楽しいしやっていけると思いますが、一度妊娠を経験して諦めきれない気持ちがあるんですね。命が掛かっているときには子宮取っていいですってスパッと決められたけど、命が助かったら欲が出る。人間だもの。みつを。的な。

ではいつ、二人で生きていくと決めるのか。いつまでこのキズを見守り続けるのか。問題はそこです。

いや、仮にこのキズが徐々に治って妊娠してもいい子宮になったとしてそのあとどうするかも問題だった。

 

今の産婦人科の先生は言いました。

「自然妊娠も可能だと思います。」

 

私の検査結果に確かに問題はありませんでした。でも卵管造影はやってません。

主人の精子の結果も検査だけやったときは最悪でしたが受精卵をつくるときに採精した結果は普通の人と同じだったんです。

おそらく仕事のストレスが全然違ったからだと思います。検査したころの仕事は本当に大変だったようなので。

グレードの低い受精卵で双子を妊娠できたことを加味するとおそらく自然妊娠できるのではと。が、しかし、2年近くできなかったこともまた事実。

採卵のときにできた傷が原因で癒着胎盤になったことを考えると体外受精をもう一度やろうという気持ちにはやはりあまりなれず。

自然妊娠で頑張ろうとしてもいつ成果が出るのやら・・・。

不妊治療の病院をかえるというのも手段としてはありだとも思いますが・・・。

 

すごろく人生としては仕事しながら不妊治療を初めて一年たったら仕事も子供も失って「ふりだしにもどる」より「ふりだしがさがる」というすごろく史上初めての事態であります。

 

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