私の妊娠ライフを書き終えて、今の気持ち
こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。
昨日まで一週間以上に渡り、私の妊娠ライフについて書かせていただきました。沢山の方に読んでいただけて大変うれしいです。
私がなぜこんな読んでる方まで悲しい気持ちにさせてしまうようなことを長々と書いてきたかと言いますと、どうしても伝えたいことがあったからです。
もともと、このブログを立ち上げたのは去年の7月でした。妊娠がわかってから最初の出血をして安静にしていたころにこれからの妊娠の経緯の備忘録として書いていこうかと思っていたんです。ですが特技「三日坊主」の私は日記だって続いたためしはなく、ブログもすぐに書かなくなっていました。その時は目指せツインズママの道というタイトルでした。
しかし、こういった結果となり仕事も辞め、でも妊活が出来るわけでもなく、ただ日々が通り過ぎる中でこの経験を伝えなくてはいけないのではないかと思いました。
これは体外受精と胎盤などの異常が関連するかという研究論文です。
これによると体外受精での胎盤異常に関しては前置胎盤と低位胎盤という胎盤の位置の異常に関しては自然妊娠や体外受精以外の不妊治療の場合と比較し、体外受精での妊娠のほうが症例が多いという結果でしたが癒着胎盤や臍帯異常に関しては有意差はないという結果でした。
つまり、体外受精だからといって癒着胎盤が起こりやすいとは言えないという結論です。私が通院していた病院の先生は体外受精だと癒着胎盤が起こりやすいと言っていたのは経験値でのことかもしれません。
ただ、経験値からすると多い印象にあるということと、どんな形の妊娠であれこういったリスクがあるということは頭の片隅に置いておいても良いのではないでしょうか。妊活や不妊治療で無事授かれたとしてもそこはゴールではありません。その先のことなんてあまり考えられないという方もいらっしゃると思います。ですが、私のように死にかけることがないよう、少しだけ覚えておいてもらえたらと思ったんです。
出産は突然やってきてそのタイミングにいつも診てくれている先生がそばにいるとは限りません。私のようにまだ経験の浅いスタッフの介助の元、出産することになるかもしれません。先生たちも必死です。必死すぎて大事なことを見落とすことも…あってはならないんですけどあるかもしれません。そんな時、「これって癒着胎盤では…?」と一言あったら先生がはっとするなんてこともあるかもしれません。出産は命がけです。自分の命は自分で守らなくてはなりません。だからこそ、こんなこと書いてあったブログもあったなくらいに思ってもらえたらと思います。
それともう一つ、私がなぜ流産してしまったのか。それは子宮頚管無力症という疾患でした。
私の場合、遺伝的な体質によるものという可能性があると言われました。実は母が同じように子宮頚管無力症で流産を経験しています。母が流産を経験していることは以前より知っていましたがその原因まではこの時まで知りませんでした。医学的に遺伝するのかについて証明されてはいないそうですが否定はできないそうです。知っていたとしてもこのことを先生に話していたかと言われればおそらく言わなかったのではないかと思います。先生がこのことを知っていたらまた違っていたかもしれない、双子じゃなければ救命できる週数まで持ちこたえることが出来たかもしれない。そんな気持ちに今もなります。
こんな怖いことばかり書き連ねてみなさんを不安にさせようと思っているわけではないんです。体外受精が悪いとかそんなことももちろん思っていません。ただ知識としてこういうこともあるかもしれないということを知っておくことは悪いことではないと思ったんです。癒着胎盤も子宮頚管無力症もそんなにたくさん起きるわけではありません。その二つが私に起きたことは不幸だったとしか言いようがないしこれは防げなかったことだったと思っています。ですが知識として、体験した人がどんな思いをしたか、それを知っていたらまた少し違ったかもしれないとは思います。
どうか、私の体験が皆様のお役に立ちますように。そういう気持ちでこのブログを書いていました。私の妊娠ライフをお読みいただきありがとうございました。
今日もまた、よろしければぽちっとどうぞ。